(左から)仲里依紗、ミムラ、薬師丸ひろ子、片桐はいり、鹿賀丈史

 NHK新春スペシャルドラマ「富士ファミリー2017」の試写会および会見が28日、東京都内で行われ、出演者の薬師丸ひろ子、ミムラ、仲里依紗、片桐はいり、鹿賀丈史ほかが出席した。

 富士山のふもとにある小さなコンビニ「富士ファミリー」の三姉妹と彼女らを取り巻くかなり変わった大家族が巻き起こす騒動を描いた前作に、新たなメンバーが加わり、再びそれぞれの人生に騒動が巻き起こる。

 三姉妹の長女・鷹子役の薬師丸は「まさか2作目ができるとはあまり想像していませんでした」と驚きを語り、一家と同居する笑子バアさんを演じた片桐は「正月のおせち料理みたいなドラマだと思いました。おいしいものがいっぱいあって、作り過ぎちゃってお重に入りきらないんですよね。次はもう少し尺を長く、お重を“大きく”してほしい」とさらなるシリーズ化を熱望した。

 また、会見と写真撮影後、関係者から「皆さんにサプライズがあります」とストップがかかり注目が集まる中、薬師丸が「今日は朝早くから皆さんにお集まりいただきましたので、アカペラではありますが歌わせてください」と切り出してエンディングテーマとして歌う松任谷由実の「A HAPPY NEW YEAR」を歌唱した。

 写真撮影の準備で一度降段した際に、薬師丸本人から申し出があり、急きょサプライズとして実現した。しっとりとワンコーラスを歌い上げた薬師丸は「たくさんの福がありますように」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。

 ドラマはNHK総合で2017年1月3日午後9時からオンエア。

関連記事