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日韓のアーティストが出演する音楽フェスティバル「LOVE-1 FESTIVAL SEASON2」が6月16・17日、大阪城ホールで開催され、韓国からCNBLUE、2PM、KARA、Leessang(リサン)、RAINBOW、日本からBENIとHappinessが出演。ホールのアリーナ中央部分に設置された長方形の広い舞台でパフォーマンスを行い、両日で延べ1万6000人を熱狂させた。

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初日のトップを飾ったCNBLUEは、『Hey you』で会場を一気にヒートアップさせ、『where you are』など全8曲を熱唱。ヨンファが「もっと、もっと、もっと! 大阪、もっと!」と観客を煽り、「やっぱり大阪はアツイ!」と絶叫。ミンヒョクが3rdシングル『Come on』(8月1日発売)のリリースを発表し、「久しぶりのシングルですから、楽しみにしてください」とアピール。ジョンシンは、『in my head』で束ねた髪をほどき、ワイルドな演奏で熱く盛り上げた。

2日目は、2PMのステージで幕を開け、最新曲『Beautiful』(6月6日発売)でスタート。「みなさんにひとつ、お詫びしないといけないことがあります」とジュンスが切り出し、テギョンが「僕のケガでご心配をおかけして、申し訳ありません」と謝罪。先月、メンバーと腕相撲をして左腕を骨折したというテギョンは、この日は腕を吊ったまま上着を肩にかけ、ダンスは控えて歌に専念。メンバーがテギョンを気遣う姿も見られた。途中、全員が赤のスーツから白のスーツに着替えて再登場し、『10点満点に10点』では、全員が広い舞台を駆け回り、アクロバットを披露し、全7曲で場内を熱く沸かせた。

連日、衣装を変えて登場したRAINBOWは、2日目にヒョニョンがはしゃいでシャッフルダンスを披露したり、投げキッスを連発したりと、テンションが上がりっぱなし。また、連日トリを務めたKARAの最終日のステージは、観客のボルテージも最高潮となり、ハラが大阪弁のイントネーションで「こんばんはー! 胸いっぱいのKARAの愛を感じてほしいです」とあいさつ。『Mister』など全6曲のあと、アンコールに応えて『Jet Coaster Love』を会場と合唱した。それでもアンコールが続き、スンヨンが「久しぶりの大阪なので、私たちも(これで終わるのが)寂しいです。また挨拶にきました」と再登場。メンバー全員が広い舞台の隅々まで歩いて客席に手を振り、最高潮のまま幕を閉じた。

取材・文:西元まり