製品コンセプトについて説明する田中社長

サードウェーブデジノスの田中基文取締役社長は、2in1スタイルのモバイルPC「Diginnos DGM-S12Y」の製品発表会で、同社の製品開発コンセプトについて、「新しい機能をいち早くお客様に届ける、という方針のもと、事業を展開している。さらに、必要な機能を納得の価格で提供する」と話した。

学生やビジネスマンの2台目PCに適したリーズナブルな2in1 PC

「Diginnos DGM-S12Y」は、アクティブペン対応12.2インチ液晶ディスプレイを搭載し、専用ペンで手書きできる「Windows Ink」、生体認証機能「Windows Hello」、Cortanaの音声入力「Cortana with Voice」に対応する。税別価格は、専用ペン付きで、4GBのメモリを搭載したストレージ容量64GBモデルが6万4800円、128GBモデルが6万9800円、8GBのメモリを搭載した256GBモデルが7万9800円。

家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、ノートPCの税別平均単価は9万円台。メーカーごとに集計すると、NECや富士通など、国内メーカーは10万円を超える。対して、「Diginnos DGM-S12Y」は、CPUに最新の「Core m3-6Y30」を採用しながら、上位モデルでも7万円台と圧倒的に安く、リーズナブルだ。

田中社長は、「この価格ながらWindows 10の新しい機能を存分に使うことができる。若い学生、ビジネスマンの2台目のPCとして十分ご利用いただけると思う」と自信を示した。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。