人気の漢字は「音」「姫」「愛」

ランクインした名前の中には「音」「姫」「愛」のつく名前が4件ずつランクインしており、「音」のつく名前では「りずむ」「めろでぃ」「どれみ」などの音楽にまつわる読みとなっており、「姫」のつく名前では「ぷりん」や「きてぃ」などのかわいらしい響きの読みが目立ちました。

また「愛」のつく名前のみんなの名前の由来では、「たくさん愛され、人に愛を与えられる、素直な大きい心を持った子になりますように。」など、 「愛」が反映された名前の由来がみられます。

漢字三文字の名前もランクイン!

漢字三文字の名前はベスト30中3件ランクイン。

第22位「茉莉花(じゃすみん)」ちゃんは、今回初めて「キラキラ ネームアクセスランキング」にランクイン。また、昨年から順位を落としたものの、第29位「華琉甘(かるあ)」ちゃんは3年連続、第30位「蓮乃純(れのあ)」ちゃんは、2年連続のランクインとなりました。

みんなの名前の由来では、「華琉甘」ちゃんは「(カクテルのカルーアミルクから)華があって甘い 魅力のある女の子になってほしい」、「蓮乃純」ちゃんは「泥水の中でも綺麗な花を咲かせる睡蓮のように、周りに流されず、強い意志をもって、た くましく生きてほしい」といった声がみられました。

まとめ

それぞれ、両親の想いが詰まった名前であることは由来を知ればわかります。それでも、音から想像できないものも多いのが、キラキラネームたるゆえんなのかもしれません。

さらに英単語に漢字をあてている名前も多く見受けられました。例えば「詩(ぽえむ)」「紅葉(めーぷる)」「大陸(あーす)」「桃花(ぴんく)」など、拡大解釈されているものも多いのですが、漢字を読もうとするとこれらの名前はなかなか読むことができませんね。

ここ最近発表された「2016年に生まれた赤ちゃんの名前のランキング」では、男の子は「大翔」くんや「蓮」くん、「悠真」くん、女の子は「葵」ちゃんや「さくら」ちゃん、「陽菜」ちゃんなどが上位にランクインし、これらの名前はここ数年ランキングの上位となっています。名前として響きも漢字も安定して認知されるようになりました。

キラキラネームの名前も今後認知されていく可能性もありますが、新しいキラキラネームもランクインしているので、「ああ、この名前ね」というよりは、いつでも「え?なんて読むんだろう?」と思わせてくれるのが、このランキングなのかもしれません。

参照:無料 赤ちゃん名づけ

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。

「ハピママ*」更新情報が受け取れます