アコースティックパートはみどころのひとつ

ツアーのタイトル「EXO'rDIUM」は、ラテン語で「序章」「始まり」などを表す単語「exordium」を意味する。3回目のワールド・ツアーにして進化したEXOの新たな魅力を披露するスタートという意味が込めらている。このタイトル通り、ライブでは、パートごとにEXOの様々な魅力が発揮された。

持ち味である、美しいフォーメーションと洗練されたダンスパフォーマンスはもちろん、美しいボーカルワークを堪能できるバラード、チャンヨルとレイのアコースティック弾き語りでほのぼのと展開するアコースティック。ファンとともに思い切り盛り上がるキュートなポップから、ラップ、そして、おなじみ“クラブEXO”まで、オトナの男の色気で魅せたり、少年らしい可愛さを発揮したりと、パートごとに様々に“表情”を変える多彩なステージで会場を終始熱狂させた。

中でも注目は、サブステージに雨が降り注ぐ“レインカーテン”の中でのパフォーマンス。『White Noise』や『One and Only』などでは、水しぶきをあげながら激しく踊るメンバーのセクシーな姿に、会場中が息をのんだ。また、『LIGHTSABER』でのライトセーバーを使用したパフォーマンスも見どころ。さらに、アリーナ公演ではなかった、ドーム公演のみの、センターステージを中心に十字に広がる花道や、ムービングステージ、フロートなど、会場の広さを最大限に活用したパフォーマンスで会場を揺らし続けた。

そして、ドーム公演からは、12月7日リリースの日本第2弾シングル『Coming Over』も初披露。アリーナ公演ではワンフレーズを“ちょっと見せ”してきた同曲。ギターとブラスサウンドが印象的なダンスチューンで、会場中が大盛り上がりとなった。

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