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子どもが将来十分な収入を得て社会的な地位を築くために、親が望むことと言えばやはり、まずは一定以上のレベルの大学を卒業してほしい、ということではないでしょうか?

しかし、子どもの進学には大学などの学費以外に、塾などに莫大な費用と時間を費やさなければいけないと考えている人は多いはず。

まだ子どもが小さなうちからその経済的負担を考えて胃が痛い……なんて人もいるのではないでしょうか?

今回は慶応主席弁護士であり『超難関校に「独学で合格」』の著者、佐藤みのりさんの著書から、難関校に子どもが独学で合格するために親がすべきことを5つ紹介。

慶応義塾大学へ進学し弁護士になることを自分自身で決定し、大学、ロースクール、司法試験を全て独学で合格してきた佐藤みのりさんの両親から学ぶ、独学を貫ける子どもに育てる秘訣とは?

1:子どもに期待しない

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子どもに難関校に進学してほしいと期待しているのに、子どもに期待しない?と少々疑問に思う人も多いはず。

しかし、佐藤さんは、

「“こうなってほしい”という期待は、“こうなってくれなきゃ嫌だ”という感情と表裏一体であり、親のそうした願いは、必ず子どものプレッシャーになります。」出典(『超難関校に「独学で合格」』 著・佐藤みのり)

と語ります。

佐藤さんの両親も、子どもに期待するような態度を見せたことはなかったそうです。

難関校の受験というものは、それだけで子ども自身に大きなプレッシャーとなるものです。その上、親からこのようなプレッシャーをかけられてしまっては、当然子どもは苦しさを抱えた状態で受験に挑むことになってしまうのです。

このような精神状態では、苦しさのあまりやる気を失ってしまったり、せっかくの学力を活かせないまま本番に臨むことになってしまいかねません。

子ども自身は受験や自分自身の目標に対する執着をある程度持つべきであるものの、親は自分自身の理想を子どもに押し付けすぎない潔さを持つべきであると言えるかもしれませんね。

2:子どもの話をきちんと聞いてあげる

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子どもが何かに立ち向かっていると、必ず何か壁にぶち当たる時がやってきます。特に受験などの時期は、本当に結果が出せるのか、自分自身に不安を感じてモヤモヤしてしまうことも少なくありません。

佐藤さんも、自分自身に常に自信満々で独学を貫いていたわけではなく、やはり不安になった時はひたすら母親に話を聞いてもらっていたのだそう。

親は子どもに変わって試験を受けてあげたりすることはできません。しかし、

「子どもの良き理解者となり、“自分の力”で色々なことに立ち向かってゆく、子どものサポートをすることならできます。」出典(『超難関校に「独学で合格」』 著・佐藤みのり)

と佐藤さんが言うように、子どもが不安な時は、話を聞いて子どもに寄り添うだけで、子どもは安心してまた勉強などに立ち向かうことができるのです。

3:生活環境を整える

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親は、子どもの精神的な部分を支えるだけではなく、子どもがしっかりと勉強に集中できるように生活の環境を整える必要があります。

食事がきちんと準備されていない、部屋がいつも散らかっている、という状況では、子どもは今すべき勉強にもしっかり集中することができなくなってしまいます。

「すべての基盤にあるのが生活であり、生活面の安定があるからこそ、心も安定し、やりたいことに集中できるわけです。」
出典(『超難関校に「独学で合格」』 著・佐藤みのり)

と、佐藤さんも語っています。

佐藤さんは、大学を受験する際も、司法試験に挑む際も、生活面のすべてを母親にまかせていたそう。

現在は、共働きの家庭も増えているため、親が子どものために全ての時間を使ってサポートするということも難しくなっていますが、自分のできる限り、子どもの目標を全力でサポートすることはできます。

子どもはそんな親の姿をしっかりと見ることで、安心して自分の目標に向かって努力できるのです。

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