WBB vol.11『スペーストラベロイド』ゲネプロより WBB vol.11『スペーストラベロイド』ゲネプロより

ジャニーズ事務所の佐野瑞樹と、*pnish*のリーダー佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」の第11回目の本公演『スペーストラベロイド』が、12月3日に開幕した。兄弟が交互に企画を担当するWBB。今回は兄・瑞樹が企画するSide-W。毎回、上質なワンシチュエーションコメディを上演するSide-Wの今作は「WBB版新喜劇」と銘打ち、キャストにパンチ浜崎(ザ・パンチ)、児玉智洋(サルゴリラ)と芸人も参加。笑いに特化した作品となった。

WBB vol.11『スペーストラベロイド』チケット情報

物語の舞台は宇宙船。宇宙旅行の最後のモニタリング飛行を行う船内には、船長候補の玉地(瑞樹)と、火野(大樹)・八木沼(尾関陸)・土田(児玉)が乗組員として働き、総責任者の松金(細見大輔)が採点を行っている。玉地は船長になるために必死だが、土田は自由奔放に動き、開発部から異動してきた火野は機嫌が悪い。さらに八木沼はアンドロイドロボ・メイサ(パンチ)の外見を勝手に改造したと言う。そして乗客は、一般公募で当選した新婚夫婦(大久保聡美、川上将大)と、テレビ取材にやってきたディレクター(畠山遼)&カメラマン(篠田諒)。しかし、新婚夫婦が喧嘩になり撮影はうまく進まない。玉地がどうにか挽回しようと奮闘する中、ある事実が原因で勘違いが勘違いを呼び……。

その場しのぎの嘘を発端にさまざまな混乱が起こるベーシックなコメディ。ゲネプロ後に瑞樹が「今回はエネルギー全開、汗かきまくり、全員ホームラン狙い。みんなフルスイングするぞっていうところがテーマになっています。だからみんなの必死さ加減、声の張り方ひとつからすごくパワフルに仕上がってる」と語ったように、キャスト達はフルスロットルでぶつかり合い、次々と笑いを生み出す。さらに今作ではアドリブコーナーもあるなど、これまでのSide-Wとひと味違う仕上がりに。瑞樹は「お客さんがどんな反応をするのかもやってみなきゃわからないので、非常にワクワクドキドキ、期待と不安の気持ちがいつもより強いです!」と開幕を心待ちにしていた。

大樹が「キャストはいろんなジャンルから集まっていますが、すごくチーム感がある」と話す10人の息はピッタリ。それに加え、「自分で言うのもなんですが…WBBふたりのシーンもあるので」(大樹)、「そこは自分のやりがい。あそこにすべてを懸けているところはあります!」(瑞樹)という兄弟の熱いシーンも観られる。WBB版新喜劇をぜひ堪能して!

WBB vol.11『スペーストラベロイド』は12月11日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演。

取材・文:中川實穗

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