モデル部門賞を受賞したりゅうちぇる

 2016年にもっとも検索数が急上昇した人物、製品、作品などを表彰する「Yahoo!検索大賞2016」発表会が7日、東京都内で行われ、ディーン・フジオカが“今年の顔”となる大賞を受賞した。

 9つの部門からなる「パーソンカテゴリー」はアスリート部門賞を福原愛選手、アイドル部門賞を欅坂46、お笑い芸人部門賞をカズレーザー、作家部門賞を村田沙耶香氏、声優部門賞を中村悠一、モデル部門賞をりゅうちぇる、俳優部門賞をディーン・フジオカ、ミュージシャン部門賞を藤原さくら、女優部門賞を高畑充希が受賞した。

 俳優部門賞と大賞をダブル受賞したディーンは「あっという間に今年も12月になってしまって、駆け抜けたって感じです。日本でこういう形でお仕事をさせていただけるようになって、十何年やってきたキャリアの中でまた新しいスタートが切れたと思う。自分の生まれた国でたくさんの方に興味を持って検索してもらったことがうれしい」と喜びのビデオメッセージを寄せた。

 りゅうちぇるは「こんなに働いたのは人生で初めて。ビューンって過ぎたから記憶がない」と大活躍の1年を振り返った。「ぺこりんと2人でデートしたり、お休みの時間だったり、ぺこりんとの楽しいことは逆に覚えている」とつかの間のプライベートは満喫しているようで、結婚は「今はお仕事を頑張るときだねってぺこりんも言っているし、2人のタイミングを図りたい。ガチ恋、ビジネスじゃない!」と頬を膨らませて強調した。

 また、今年4月にデビューし、大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」への初出場が決まった欅坂46の平手友梨奈は「まだそんなに実感が湧いてきていなくて、でもやっぱりやるからには全力で少しでも印象に残るようパフォーマンスしたい」と意気込みを語る一方で「めっちゃうれしいというよりは、まだ早いんじゃないかという気持ちのほうが大きい。まだ不安な気持ちがあります」とプレッシャーをのぞかせた。

 ライバルも挙げないほどのメンバーの謙虚さにりゅうちぇるは「絶対うれしいはずなのに、謙虚な感じがすごく素敵。僕も見習いまーす」と笑わせ、自身はライバルに志茂田景樹を挙げると「テレビに出させてもらって“平成の志茂田景樹”って言われて、検索したらやばいと思った。それから好きになって、この人にはかなわないなって。ライバルです」と語っていた。

 そのほか、「カルチャーカテゴリー(7部門賞)」、「プロダクトカテゴリー(7部門賞)」、「ローカルカテゴリー(47部門賞)」がそれぞれ発表された。

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