映画『A.I.love you』の初日舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の森川葵、上杉柊平、中村アン、石田明(NON STYLE)、宮木正悟監督が登壇。司会は石田の相方の井上裕介が務めた。
本作は、人工知能(AI)との恋を描いたラブストーリー。パティシエになって自分の店を開きたいという夢を持つ主人公の星野遥を森川が演じ、遥が恋する人工知能「ラヴ」の声を斎藤工が演じた。
演じた役との共通点を問われた森川は「夢を追い掛けているというのは私も同じかな」と回答。一方“アプリに恋しちゃう”という点についても、「斎藤さんのあんないい声なら好きになっちゃうかなと思いました」と照れ笑いを浮かべると、中村も「あると思いますね。顔は関係なく(好きになっちゃう)。この話、まんざらでもないなと思いました」と同調した。
イベントでは、実際に“声だけで恋に落ちるのか”を検証すべく、男性陣3人が、女性陣2人に“甘い言葉”を投げ掛ける企画を実施。用意された巨大スマホパネルの後ろに隠れた3人は、上杉、石田、井上の順で「遥さん、僕じゃ駄目ですか? ただそばにいることぐらいしかできませんが…」と劇中のせりふを再現した。
「誰が一番良かった」と尋ねられた森川は「私は誰が言っているか分かっちゃうから1番(上杉)を選ぶべきだと思うのですが、目を閉じて聞いてみたらあれ? 意外と3番(井上)かなと思っちゃった」と告白。中村も「私も1番なんですが、毎日帰って話すには2番(石田)も楽しそうでありかな」と笑った。
井上は、この検証結果に「それが一番いいこと。誰が言っているのか分からないけど、目を閉じたら(声だけで)恋ができるということですから」と満足げ。それでも、今日登壇できなかった斎藤のビデオメッセージが流されると、キャスト全員がその美声とルックスにうっとりし、石田は「あんな顔に生まれたかったな~」とボヤいた。
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