プロスキルはこれからの時代「突然死」する可能性がある

10,000時間もの膨大な時間を掛けて一生懸命身に付けたプロスキルが突然死するとはどういうことでしょう。

例えば、膨大な時間を掛けて努力して取得する国家資格と言えば「弁護士」がありますが、ひと昔前は資格をとってしまえば安泰だと言われていた弁護士の世界も、一般企業と同じように価格競争にさらされているということはご存知だと思います。

テレビのCMを見ていると、「借金の過払い金返還請求」や「B型肝炎訴訟」など各法律事務所の特色を打ち出し、差別化をはかることで、価格競争に立ち向かっていることを実感できるのではないでしょうか。

弁護士としての知識やスキルは、いわゆる「プロスキル」と呼べるでしょうが、たくさんの時間を使い努力してプロスキルを身に付けても、社会的ニーズがなくなり、価格競争にさらされてしまえば、そのスキルは「突然死」してしまうこともあるのです。

これからの時代はプロスキルではなく「プチスキル」の時代

ここまでで、プロスキルの問題点についてお伝えしましたが、プロスキルを身に付けることがダメなら何を身に付ければよいのか。

それは、プロスキルならぬ「プチスキル」です。

プチスキルとは、プロスキルが10,000時間を要するのに対し、1/4の時間で身に付けられるスキルのことを言いますが、先ほどの例で言うと、1年で1,000時間の投資をし、2.5年で習得できるスキルということになります。

10年と聞いて無理だと諦めていた人も、2.5年なら「何とかなりそうだ、頑張ろう」と思う人もいるでしょう。

プロスキル1本が突然死した場合、他への逃げ道がなくなってしまいますが、2.5年のプチスキルを4つ身に付ければ「突然死リスクも回避」できるということです。

プチスキルを組み合わせ「レア人材」を目指そう!

また、これからの時代はこの「プチスキル」の組み合わせができる人は「レア人材」として重宝されるようになると言われています。

組み合わせができる「レア人材」とはどういう人材なのか。