ソンミ、ジャン(L.A.F.U)

ベン・スティラーとエディ・マーフィーという新旧コメディスターの共演も話題を呼んだ『ペントハウス』のブルーレイ&DVDの発売を記念し、モデルのソンミとジャン(L.A.F.U)を招いたトークイベント付き試写会が行われた。

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本作は、マンハッタンの超高級マンションで働く使用人たちが、最上階(ペントハウス)に隠された自分たちの財産を盗み出すために奮闘するクライム・エンターテインメント。最新セキュリティとFBIの包囲網に守られた部屋に、素人泥棒集団があの手この手で挑むさまがコミカルに描かれる。

超富裕層のみが入居を許されるペントハウスが舞台とあって、イベントにはモデルとして活躍中のソンミが登場。マカオでカジノを経営する父を持つ彼女は、そのセレブ具合もケタ違い。「お父さんのお友達がカジノで自由に遊んでいいよと言って、2億4千万円用意してくれたことがあったんですけど、1億円負けちゃった」「飛行機はファーストクラスしか乗ったことがなかったので、6席しかないと思ってました」といった驚きのエピソードを披露。今まで願いが叶わなかったことは「自宅の川でイルカを飼いたいと言ったときだけ」と、もはやセレブの域を超えた経験談で観客を圧倒した。

そんな彼女に対抗すべく、庶民代表として選ばれたのはイケメンユニット「L.A.F.U」に所属するジャン。映画にちなみ、お得意のマーフィーのものまねで舞台に上がると、「今日は台風だっていうのに、ここだけ晴れてるじゃないか。ソンミ、君は太陽だね」と登場早々、“エディ節”全開に。そんな彼が、ソンミのセレブ話に対抗すべく持ち出したのは、現在も「時給950円でアルバイトしてる」という健気なエピソード。「俺はいま映画に出てくる庶民の気持ちと一緒さ」と、終始かみ合わないふたりのトークに、会場は笑いに包まれていた。

ソンミは映画について「この作品を観て、お金持ちにもいい人と悪い人がいると知りました。ぜひお金持ちの人に見てもらって、悪いことをすると仕返しされるって学んでほしい」とお嬢様らしいコメント。ジャンは「この映画のテーマは盗みだけど、DVDは盗まずに買ってね」と“エディ”そのままの口調でイベントを締めくくり、作品をPRした。

『ペントハウス』
DVD&ブルーレイ 発売中