奥の壁側にも新装版コミックスの表紙、他の作品のカラー原画、単行本未収録のエピソードなどさまざまな原画が並ぶ。個人的にツボったのが“井之頭五郎「うまい」38連発”。ルールを設けてスタッフみずから数えたということで、こんなところにも作品への愛情が感じられた。

奥のモニターでは5月に発売されたドラマ版DVDのプロモーション映像も流されていた。パッケージはもちろん付属品、さらには楽天購入特典のお箸まできっちり揃えて展示。ファンならば画面から流れてくる「うおォン!」の咆吼を聴きながら楽しみたい。

 

 

そして何よりファンとして見逃せないのが、久住氏の“原作”だ。回転寿司のエピソード(第2話)を題材に、原作&完成原稿がセットで展示されている。最近は漫画家がツイッターなどで自分のネーム(漫画の設計図)を公開することがちょっとしたブームになったりもしたが、やはりこうしてナマで見ると味わいが桁違いだ。