炎のランナー』製作30周年記念版ブルーレイ・コレクターズBOX〔初回生産限定〕

ソフトメーカーの20世紀フォックス ホーム エンターテイメントは、米アカデミー賞4部門受賞作『炎のランナー』をはじめとする4作品を、従来のブルーレイの4倍となる“4K”の高画質マスターで作成したソフトを22日(金)にリリースする。

4Kは、従来のブルーレイディスクと比較してその映像美が特徴といえる。テレビなどのAVハード機器では4K画質に対応した製品のリリースがはじまっていたが、ソフトメーカーもこの動きに対応して4K画質のブルーレイを発売する流れが出てきている。これまでのDVDとブルーレイ映像のほとんどは“2K”と呼ばれる1920×1080=207万画素でマスターがつくられてきたが、今回リリースされる4Kブルーレイは、2K画質の縦横それぞれ2倍の3840×2160=829万画素でフィルムをスキャン。画質を左右する画素数は従来の2Kの4倍となった。同社では、数々の名作映画の4Kマスター新たにつくる作業を進めており、今後もパッケージに“4K”のロゴを掲載するなど、4Kマスターの映像美を全面的に押し出していくという。

過去作の4Kマスターをつくる際には、映画フィルムを1コマずつスキャンしてデジタルデータに変換し、長年積もった細かいホコリや汚れを取り除き、色を復元するという地道な作業を行う。こうして完成した美しい映像は、往年の映画ファンが映画とともに心に留める若かりし頃の想い出も甦らせるのではないだろうか。

22日(金)には『炎のランナー』だけでなく、『怒りの葡萄』、『その男ゾルバ』、『頭上の敵機』の“4K”マスターブルーレイをリリース。さらに8月にはマリリン・モンロー主演の『七年目の浮気』や『紳士は金髪がお好き』なども4Kマスターでリリースされることが決定している。

『炎のランナー』
製作30周年記念版ブルーレイ・コレクターズBOX〔初回生産限定〕
 価格:5980円(税込)
通常版DVD
 価格:1490円(税込)
『怒りの葡萄』
4935円(税込)
『その男ゾルバ』
4935円(税込)
『頭上の敵機』
4935円(税込)
いずれも6月22日(金)発売
発売・販売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン