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いまどき夫婦のへそくり額が増えている!?

先頃、11月22日の「夫婦の日」にちなんで、明治安田生命が「へそくり」に関するアンケート調査を実施したというニュースを目にしました。

同社の発表(ニュースリリース)によると、2016年度の20代~50代の平均へそくり金額は、89万8,495円。この数字は、2006年の調査開始以来、もっとも高い額なのだとか。

しかも、特に20代の平均額に、前年度より大きな伸びが見られるそうです。

へそくりという言葉には、古めかしい響きもありますが、若い世代でも貯めている人は貯めているよう。

しかし一方で、いまどきのママのなかには、まったくへそくりを持っていない人や貯めようと思ったことさえない人も多いのではないでしょうか。

「普通の貯金とどう違うの?」「それって必要?」と疑問を感じる人もいるでしょう。今回は、そんな疑問を解消すべく、ライター&ファイナンシャルプランナーで、『お金が貯まる「体質」のつくり方』の著者でもある西山美紀さんにお話を伺いました。

「夫にナイショ」なら銀行預金もへそくり

へそくりというと、タンス預金のイメージもありますが、銀行口座に預けているお金も、夫に「内緒」なら、へそくりと呼べるのでしょうか?

西山さん(以下、西山)「はい、へそくりとは『配偶者に内緒の資産』というとらえ方が一般的です。銀行預金でも家庭内で保管しているお金でも、夫がその存在を知らなければ、へそくりという認識でいいでしょう」

お金が自由に使えるママにも、へそくりはおすすめ?

ひと昔前であれば、おそらく一般家庭の主婦には自由に堂々と使えるお金が少なかったため、夫から渡される生活費から少しずつでも倹約して、へそくりを貯めることが重要だったと推察します。

しかし今は、働いて自ら収入を得ているママはもちろん、一家の財布のヒモをガッチリ握っているママも多いはず。

お金が自由になる立場のママでも、わざわざ夫に内緒でへそくりを貯めておく必要って、あるんでしょうか?

西山「夫に内緒でこっそりお金を貯めるのは、後ろめたいことにも思えますよね。あまりへそくりには良いイメージがないかもしれません。でも私としては、実はどんなママにもぜひへそくりをおすすめしたいです。

ただし、『貯金はゼロだけど、へそくりは100万円ある』というのは本末転倒ですから、本来の家族の備えとしての貯金が十分にできたあとに考えてください」

ナイショにしているからこそ、いざというとき役に立つ!

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へそくりは「おすすめ」とのことですが、その理由は?

西山「家族やママ自身の突然の病気や災害など、何か問題が起きてお金が必要になったとき、ママのへそくりが助けになるかもしれないからです。

もちろん、先ほどもお話ししたように、へそくり以外に、不測の事態のための備えは必須です。ただ、自分たちが持っている貯金額を夫婦ですべて把握していると、『あのお金があるし』と油断してしまいがち。

特に、夫婦で別々の口座に預金している場合、夫か妻のどちらかが必要に迫られて、予定外に使ってしまうケースもあります。

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さらに、へそくりは精神的な支えにもなります。たとえ数万円でも、ママだけが把握していて、いざというときに頼れるお金があれば、『もし何か起きても、あのお金があるから大丈夫』と、心の余裕ができますよね」

たしかに、先行き不透明なこの時代に、夫婦の貯金のほかにも蓄えがあるのは大きな強みといえます。また、あまり考えたくはないことですが、万が一、夫と離婚したくなった場合にも、へそくりが背中を押してくれるかもしれませんね。

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