パパのスマホ、ママのスマホ、デジカメ……子どもの写真の整理は永遠に追いつかない!

子どもがいれば写真を撮るのは当然のことです。小さければその枚数は一日100枚になってもおかしくありません。昔はフィルム代や現像代がかかったので歯止めがかかったのですが、今では撮影は無料ですから無限に枚数がたまります。

パパのスマホでパチリ、ママのスマホでパチリ、デジカメでパチリ……とやっているうちに、パソコンのハードディスクにもスマホの内部にもぱんぱんに写真がたまっているはずです。皆さん管理はどうしていますか?

今回、ヤマサキ家(3.6歳男子と1.5歳女子の4人家族)で活用しているGooleフォトの使い方をアドバイスします。これがもう便利で、一度使うと手放せないほどなのです。

特に子育てファミリーに最高の機能ばかりですよ。

まずはGoogleフォトをインストールしてみよう

ほとんどの人はGmailのメールアドレスを持っていると思いますが、それならGoogleフォトの設定はあっという間です。

iPhoneならAppStore、AndroidスマホならPlayストアで、「Googleフォト」を検索してアプリをダウンロードします。風車のようなアイコンが目印です。インストール後は初期画面の指示に従い、バックアップする設定をします。

設定に悩んだら

・アップロードサイズは「高画質(無料・容量無制限)」を選択する……十分きれいな画像で保存され、完全無料になります。「元のサイズ」を選択すると生データで保存されますが、容量制限を超えると有料になります。

・「モバイルデータ通信を使用して写真(動画)をバックアップ」はオフにする……これをオフにしないと大量のデータ送信が発生し、通信量制限に引っかかって月末まで低速、なんてことになります。

・手元の画像は残す(削除しない)……空き容量を増やしたくなったら、いつでも手元の画像を削除できるので最初は「残す」設定にします。

・特に希望がなければアシスタント機能はそのままにしておく……勝手にコラージュ等を作ってもらえるのが楽しみなのでこれはオンにします。

の4つを参考にしてください。
なお、設定は「非公開保存」になっていて、選択的に共有したものだけがネットで他人に公開されるしくみです。

最初は自宅の無線LANや公共の無線LANにつないで、スマホにあるデータをすべてバックアップしていきます。枚数がある場合そこそこ時間がかかりますので、必ずパケット代がかからない設定でバックアップします。

このときふたつのスマホを持っている人は、それぞれ設定をしておけば、写真データが一元化されるので、これだけでもGoogleフォトにしておくのが便利です。