「N56VM」(左)と付属の専用サブウーファー

ASUSTeK Computer(ASUS)は、ノートPCの新製品として、マルチメディアに特化した「N56VM」、5色のカラーバリエーションをもつ「K55A」の2機種3モデルと、発売中の「K55VD」にインテルCore i5を搭載したモデルの計3機種4モデルを6月23日に発売する。

「N56VM」は、CPUに第3世代インテルCore i7-3610QMを採用。15.6型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、グラフィックスにNVIDIA GeForce GT 630M(NVIDIA Optimus Technology対応)、8GBのメモリを搭載する。インターフェースには、USB3.0ポート×4、HDMI出力×1、D-sub15ピン×1と、SDXC/SDHC/SDXC/SDHC/SDカード対応のメモリカードリーダーを備える。

「ブルーレイディスク(BD)ドライブ搭載モデル(N56VM-S3610B)」と「DVDスーパーマルチドライブ搭載モデル(N56VM-S3610D)」を用意。BDドライブ搭載モデルは、SSDの高速データアクセスとHDDの大容量を両立した750GBのMomentus XTソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ、DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルは750GBのHDDを搭載している。

3Wのステレオスピーカーとパワフルなアンプ、大型トランデューサ、チェンバー、オーディオソフトウェアを組み合わせたオーディオテクノロジー「ASUS SonicMaster」を備え、原音に限りなく近い音を実現。さらに、53mmのバススピーカーを搭載した専用サブウーファーが付属し、迫力ある重低音を味わうことができる。

4基のUSB3.0ポートは、本体の電源がオフの状態でも充電ができる「USB Charger+」機能に対応。HDMI出力に3Dモニタを接続できる「3DTV Play」にも対応する。

バッテリ駆動時間は約3.8時間。サイズは幅380.0×高さ27.3~34.0×奥行き255.0mmで、重さは約2.7kg。価格は、BDドライブ搭載モデルが12万9800円、DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルが9万9800円。

「K55A」は、CPUに第3世代インテルCore i5-3210Mを採用。15.6型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768)、4GBのメモリ、750GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。インターフェースは、USB3.0ポート×2、USB2.0ポート×1、HDMI出力×1、D-sub15ピン×1と、SDXC/SDHC/SDカード対応のメモリカードリーダーを備える。

パームレストが熱くならない「IceCool Design」と、指先と手のひらの違いを認識してタッチパッドの誤動作を防ぐ「パームプルーフ・テクノロジー」を採用。米アルテック・ランシング・テクノロジーズのスピーカーを搭載する。また、Officeソフト「KINGSOFT Office 2012 Standard」が付属する。

バッテリ駆動時間は約6.2時間。カラーは、ダークブラウン、ホワイト、レッド、ブルー、ピンクの5色。サイズは幅378.0×高さ21.7~31.9×奥行き251.0mmで、重さは約2.6kg。価格は5万9800円。なお、ホワイトとピンクは7月中旬の発売予定。

「K55VD」に新たに追加されたモデルは、CPUに通常は低消費電力で動作し、高度な処理が必要な場合には最大3.1GHzまでクロック数を向上できる、第3世代インテルCore i5-3210Mを採用。グラフィックスは、利用状況に応じてCPU内蔵グラフィックとNVIDIA GeForce 610Mを切り替える「NVIDIA Optimus Technology」に対応している。

また、15.6型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768)、4GBのメモリ、750GBのHDD、BDドライブを搭載し、インターフェースにはUSB3.0ポート×2、USB2.0ポート×1基、HDMI出力×1、D-sub15ピン×1と、SDXC/SDHC/SDカード対応のメモリカードリーダーを備える。

バッテリ駆動時間は約6時間。カラーは、ダークブラウン、ホワイトの2色。サイズは幅378.0×高さ21.7~31.9×奥行き251.0mmで、重さは約2.6kg。価格は6万9800円。なお、ホワイトは7月中旬の発売予定。

すべての機種が、OSにWindows 7 Home Premium 64ビット SP1 正規版を搭載する。