東京タワーに集合したノッポン(兄)、スパイダーマン、DJ ENZEL☆(左から)

スタッフやキャストを一新して、新たな物語として生まれ変わった『アメイジング・スパイダーマン』の公開を記念したイベントが21日に東京タワーで行われ、SPYAIRのDJ ENZEL☆らがゲストで登場した。

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今回のイベントは、一般から募ったファンと共にスパイダーマンが東京タワーに登るというもので、映画の日本版テーマソング『0 GAME(ラブゲーム)』を27日(水)にリリースする人気バンド・SPYAIRのDJ ENZEL☆も駆けつけた。通常はエレベーターで約45秒ほどで“大展望台”まで登ることができるが、この日は特別にタワー内のフットタウンという施設の屋上から続く約600段の外階段を使用。スパイダーマンとDJ ENZEL☆の先導で階段を登り始めたファンたちは、途中彼らからの激励を受けつつ、共に大展望台を目指した。到着後は、大展望台内に設置されたステージでのトークイベントに全員で参加。「300段、400段と登るにつれ、みんな口数が少なくなっていた」と証言したDJ ENZEL☆だったが、自身も「階段で登ったのは初めて。貴重な体験ができて嬉しい」と笑顔を見せた。

そんな彼が所属するSPYAIRはメンバー全員がスパイダーマンのファン。「主題歌が決まった時はめちゃくちゃ嬉しくて、嘘かなと思った(笑)」と告白し、「3Dのアクションがハンパなくかっこいい! 泣けるシーンも最高でした」と映画に関しても非常に満足したそう。この日のスパイダーマンとの思わぬ共演も、ファンとして嬉しい出来事だったようだ。

また、スパイダーマンの活躍するニューヨークと東京が姉妹都市の関係にあたることから、東京タワーのユルキャラ“ノッポンブラザーズ”のノッポン(兄)がステージに登場。スパイダーマンとのコミカルなやり取りで笑いを誘いつつ、改めて両都市の友好を深めた。最後に、参加者には東京タワーを階段で登ったことの証である“昇り階段認定証”と“アメイジングマン/アメイジングウーマン認定証”のそれぞれが贈られた。

『アメイジング・スパイダーマン』

取材・文・写真:渡部あきこ