ジョージ・スミス(サントリーサンゴリアス) (C)スエイシナオヨシ ジョージ・スミス(サントリーサンゴリアス) (C)スエイシナオヨシ

残り2試合。4年ぶり4度目となる『トップリーグ』制覇へ向けて、サントリーが走り抜ける。ヤマハ発動機との全勝対決を制したサントリーの次なる相手は、東芝である。6勝7敗で7位に甘んじるライバルの現状を見て、安パイと見るのは早計だ。東芝は第11節に神戸製鋼を追い詰めると、第12節・近鉄、第13節・トヨタ自動車に連勝。とくにトヨタ戦ではフィジカルコンタクトで優位に立った。ボールに対しガツガツとファイトし、相手を戦意喪失に追い込む本来の力強さを取り戻しつつあるのだ。

『トップリーグ』第14節・サントリー×東芝 チケット情報

『日本選手権』出場圏の3位以内に入る可能性は消え、かと言って入れ替え戦に回る危険性があるわけでもない。言わば東芝は無風状態にあるが、モチベーションを失ってはいない。最多5度の優勝を誇る名門にとって、負けていい試合などない。ましてや府中ダービーならば、なおさらだ。同じ府中をホームとするライバルに負けるわけにはいかないのだ。

失うものは何もない東芝は、サントリーにとって厄介な存在と言える。ヤマハとの直接対決を制したが、2位とは勝点3差。サントリーは第14節・東芝、第15節・神戸製鋼に連勝しなければ、逆転で優勝をさらわれる可能性が高い。ただ、逆に言えば、サントリーは連勝さえすれば、覇権に手が届く。ヤマハの動向を気にかけたり、ボーナスポイントを念頭に置いて戦う必要はないのだ。

目の前の試合にフォーカスすれば、勝てる。今のサントリーにはそれだけの安定感がある。スクラムに絶対の自信を持つヤマハを相手に、相手ボールのファーストスクラムをトライにつなげた。ラインアウトでも優勢だった。近場をFWに攻めさせたかと思えば、スペースにBKを走らせる。流大-小野晃征の司令塔コンビの手綱捌きも硬軟自在だ。

試合登録メンバーは以下の通り。
【サントリー】1石原慎太郎、2青木佑輔、3畠山健介、4ジョー・ウィーラー、5真壁伸弥、6ツイ ヘンドリック、7ジョージ・スミス、8竹本隼太郎、9流大、10小野晃征、11江見翔太、12スティーブン・ドナルド、13村田大志、14中靏隆彰、15塚本健太、16中村駿太、17森川由起乙、18須藤元樹、19篠塚公史、20小澤直輝、21日和佐篤、22デレック・カーペンター、23松島幸太朗

【東芝】1三上正貴、2湯原祐希、3浅原拓真、4梶川喬介、5大野均、6リアム・メッサム、7山本紘史、8リーチ マイケル、9小川高廣、10森田佳寿、11松延泰樹、12渡邊太生、13リチャード・カフイ、14石井魁、15コンラッド・バンワイク、16知念雄、17橋本大吾、18深村亮太、19小瀧尚弘、20徳永祥尭、21藤井淳、22増田慶介、23宇薄岳央

『トップリーグ』第14節・サントリー×東芝は1月7日(土)・味の素スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。

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