鹿島アントラーズ (c)J.LEAGUE PHOTOS 鹿島アントラーズ (c)J.LEAGUE PHOTOS

今季もこの2チームが優勝戦線の中心になるだろう。Jリーグ王者にして、『天皇杯』覇者、そして『クラブW杯』で“世界2位”となった鹿島アントラーズと、J1年間1位にして、『2016JリーグYBCルヴァンカップ』王座の浦和レッズが『FUJI XEROX SUPER CUP 2017』で激突する。シーズンの幕開けを告げる試金石となる一戦は、まさに今季を占うのにうってつけのカードとなった。

FUJI XEROX SUPER CUP 2017 チケット情報

鹿島はこの1か月強で黄金時代を彷彿とさせる勝負強さを取り戻した。年間3位から大逆転でJ1王者を射止めると、『FIFA クラブワールドカップ』でアジア勢初の決勝進出を果たす。周知の通り、決勝ではあのレアル・マドリードと延長戦までもつれる熱戦を繰り広げた。

鹿島の快進撃は終わらない。過密日程をものともせず、『天皇杯』準々決勝でサンフレッチェ広島を1-0で切って落とすと、準決勝・横浜F・マリノス戦では2-0、延長戦に突入した決勝でも川崎フロンターレを2-1で下した。準々決勝ではMF柴崎岳を温存し、3試合ともエース金崎夢生を欠きながら、頂点に君臨したのだ。誰が試合に出ても勝つ、相手ペースで試合が進んでも勝つ。鹿島は年末の大勝負の連続を経て、ひとつもふたつもステージが上がった。この無類の勝負強さを石井正忠監督は「タイトルを取った者にしかわからない勝負どころがわかるということだと思う」と分析した。

鹿島の躍進を忸怩たる思いで眺めていたのが浦和だろう。浦和は鹿島に勝点15もの差をつけながら、2位に甘んじる結果となった。しかも、『明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ』決勝も1勝1敗。合計スコア2-2ながら、アウェイゴールのビハインドで覇権に届かなかったのだ。浦和としては負けた気はしないだろう。「シーズンを通して結果を残し、質の高いサッカーを見せ続けたのは俺たちだ」という思いも強いはず。しかし、すべてが後の祭りである。昨季の悔しさは、いやここ数シーズンの蓄積してきたうっぷんは、1ステージ制に戻る今季にぶつけるしかない。

昨季の自信が鹿島をより強くし、昨季の屈辱が浦和をよりたくましくすることだろう。さらに鹿島はFWペドロ・ジュニオール(ヴィッセル神戸)やMFレオ・シルバ(アルビレックス新潟)ら、浦和はFWラフェエル・シルバ(新潟)らを獲得するなど、戦力アップに余念はない。今季も鹿島と浦和がV戦線の主役として、シーズンをリードすることになりそうだ。

『FUJI XEROX SUPER CUP 2017』は2月18日(土)・日産スタジアムでキックオフ。チケットは1月12日(木)午前11時までチケットぴあにてプレリザーブ先行抽選受付中、1月15日(日)午前10時より一般発売。

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