2012年7~9月期の連ドラがもう始まる。「春ドラ」から「夏ドラ」はインターバルがほとんどないので、頭の切り替えもすばやくしないとダメなのだ。ということで、簡単な見どころと個人的な期待度も添えて、そのラインナップを紹介してみよう。さて、今期はどれ見る?(※放送開始日が未定な作品もあります)

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『浪花少年探偵団』東野圭吾/著
講談社 600円

浪花少年探偵団 7月2日~
TBS系 月曜8時  期待度★☆☆☆☆ 

東野圭吾の「浪花少年探偵団」と、その続編「しのぶセンセにサヨナラ」をドラマ化。大阪を舞台に、新米女性教師が生徒たちと一緒に難事件を解決していく。出演は、大人チームが、多部未華子、小池徹平、山本耕史、木村文乃、段田安則、小日向文世、松坂慶子など。子供チームが、濱田龍臣、前田航基、前田旺志郎、八木優希、二宮星、高橋晃など。月8らしい楽しいミステリーにはなりそう。『カーネーション』で糸子の少女時代を演じた二宮星は、フジの昼ドラ『ぼくの夏休み』にも出演するが、この『浪花少年探偵団』はすでに収録を終えているので、子供に働かせすぎという苦情はナシの方向で。主題歌はゆず。

 

リッチマン、プアウーマン 7月9日~
フジテレビ系 月曜9時  期待度★★★☆☆

20代で億万長者になったIT企業の社長と、東大生でありながら就職難に苦しむ女子大生のシンデレラ・ラブストーリー。主演は小栗旬、ヒロインは石原さとみ。他に井浦新、相武紗季などが出演する。現代的な設定の王道ラブストーリーだが、なんだかんだ言っても月9はこれでいいと思う。脚本は『大切なことはすべて君が教えてくれた』の安達奈緒子。この人、意外と才能あると思うんだけどな。ちょっとメッセージ性のあるセリフに期待。

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『走馬灯株式会社1』菅原敬太/著
双葉社 630円

走馬灯株式会社 7月16日~
TBS系 月曜24時20分  期待度★☆☆☆☆ 

菅原敬太の同名コミックをドラマ化。自分の人生を記録した映像を見せる会社を舞台に、さまざまな人生が一話完結のオムニバス形式で描かれる。レギュラー出演は走馬灯株式会社の案内人だけで、香椎由宇が結婚・出産を経て久しぶりにドラマ復帰する。ジャンルとしてはサイコスリラーで、チーフDはフジテレビ『トリハダ』シリーズの三木康一郎。夏の深夜ドラマとしては適した内容かも。