3. 賢い

「賢い、といっても高学歴だとか勉強ができるとか、そういう意味ではありません。

立ち居振る舞いが賢いかどうか、が大事だと思っています。

本命にした相手はぼくの友人や家族にも紹介する機会が増えるので、その場で臨機応変に、かつ素敵な振る舞いをしてほしい。

賢い女性ならそういうことを無理なくできると思うんです」(33歳/医師)

ここでは「賢い」=「地頭がいい」ともいえそうです。

社会に出て必要になる賢さとは、その場の空気を正確に汲んで、一つひとつの場面に適したふるまいをすること。

また、自分の経験や実績を総動員して状況を読み取り、自分の頭で考えて動くこと。

考えて実行に移す力こそ、賢さなのだと思います。

4. ポジティブ

「前に顔はタイプだけど、根はネガティブな女性と付き合ったことがあります。

表面的にはポジティブなんですが、深掘りしていくと『私なんてどうせ』みたいな人で、ぼくまで消耗したことがありました(笑)。

ネガティブな人はポジティブな人のエネルギーまで奪ってしまうんだと思います」(35歳/経営者)

謙遜の意味を込めて「どうせ〜」的な発言をする女性もいるのかもしれませんが、それは男性には逆効果。

むしろ「私ってけっこうイケてるでしょ!」と強気でいるほうが、魅力的に映るようです。

 

90点台の引く手あまたな男性たちが求める本命女性像は、実は意外とシンプル。

しかし、これらすべてを実行できている女性が少ないからこそ、彼らはフリーの身でいるともいえます。

この要素を身につけて、90点台の魅力的な男性を落としにいきましょう。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。