突然ですが、「お正月」がどのような行事か、子どもに説明できますか?

お正月はもともと、その年の豊作と幸せを授けてくれる「年神様」を迎える行事。年神様は玄関の門松をめがけてやってくるのです。

できるよ! せいかつ366 (頭のいい子を育てる)』 は、このような日本の伝統行事や四季の変化、生活の知恵や食べ物、遊びなど生活に関する様々な内容が1日1ページの形式で366日分掲載されています。

写真やイラストが豊富なので、まだ文字を読めない子どもでもわかりやすいのがポイント。楽しみながら読んでいるうちに、自然と子どもの世界が広がっていくはずです。

今回は本書の中から、3つのテーマをピックアップしてご紹介します。ママやパパも「知らなかった!」という内容があるかもしれません。

意外と説明できない!日本の季節の行事について知る

本書では、お正月や節分、お彼岸など、日本の行事について分かりやすく解説されています。家庭生活の中に季節の行事を取り入れることで、子どもも自然と興味を持つことができるのではないでしょうか。

例えば1月11日のページには「かがみ開き」が紹介されています。昔の人は、神様にそなえたものを食べると1年を元気に過ごせると考えていたそうです。お正月のあいだ飾っていた餅は固くなっているので、手や木づちで食べやすい大きさに割ってお汁粉やお雑煮にします。

そして次の1月12日のページのテーマは「おもち」。お汁粉やきなこ餅、納豆餅など様々な餅の食べ方が紹介されているほか、餅がどんなふうに作られているかも写真付きで紹介されています。

このように、その日に合った行事が紹介されていると、すぐに取り組めそうですね!