新サービスを紹介する上田晃穂モバイル事業戦略グループマネージャー

ケイ・オプティコムは1月19日、携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」の取り扱い端末に、マルチキャリア対応の新端末を追加すると発表した。また、3月1日から、全国を対象に、ユーザー宅に訪問し、初期設定などを行う「訪問サポート」サービスを開始する。

2月1日から提供するマルチキャリア対応の新端末は、ASUS製スマートフォン「ZenFone 3」「ZenFone 3 Laser」と、8インチのファーウェイ製タブレット端末「MediaPad T2 8 PRO」の3機種。タブレット端末の取り扱いは今回が初めてで、今春には、5インチの高スペックスマートフォンも追加する予定。新たに開始する「訪問サポート」の料金は出張費込みで1台9000円となる。

MM総研のデータによると、MVNOの事業者シェアで、ケイ・オプティコムは2016年3月末時点では4.5%で第6位だったが、2016年9月末では5.9%となり、第4位に躍進した。

発表会に登壇した上田 晃穂モバイル事業戦略グループマネージャーは、「2017年3月期には目標である55万回線契約を達成する見込み」と説明。さらに、早期の100万件達成のために、「ケイ・オプティコムが運営するファンコミュニティ『マイネ王』を活用したコミュニティ戦略や、訪問サポートサービスなど、エントリーユーザーに向けたサービス、またタレントの葵わかなさんを起用した新CMを全国規模で放送し、認知を広げながら達成していきたい」と語った。

2月1日には、ケイ・オプティコム直営の旗艦店「mineo 渋谷」を、渋谷センター街にオープンする。2017年3月末までに、SIMカードや端末の即日渡しが可能な店舗を全国100店舗まで増やしていく方針だ。

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