Amazon.co.jp、電子書籍リーダー「Kindle」を近日発売と告知

2012.6.26 19:46配信
近日発売と告知

総合オンラインストアのAmazon.co.jpは、ストアのトップページと「本」カテゴリのトップページに、電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」を近日発売するという告知を掲載した。販売開始を知らせるEメールの登録を受け付けている。

「Kindle」は、米Amazon.comが2007年から製造・販売している電子書籍リーダー。当初は電子ペーパー「E Ink」を採用したモノクロ画面の端末のみだったが、後にカラー液晶とAndroidを搭載したタブレット端末に近い製品「Kindle Fire」も発売した。米Amazon.comのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が来日した際、日経新聞などのメディアの取材に応じ、日本での電子書籍事業の開始時期について、「年内に発表する」と発言していた。ただ、これまで公式発表はなく、現時点でも、ウェブサイト上に「世界で最も売れている電子書籍リーダー 近日発売」という一文と「Kindle」の名称以外、製品のスペックや価格などは公開されていない。

電子書籍は、専用機の電子書籍リーダーに限らず、パソコン、タブレット端末、スマートフォン・携帯電話などでも閲覧できる。しかし、EPUB、PDFなど、いくつかの規格があるうえ、さまざまな電子書籍ストア・サービスが乱立している。また、スマートフォンの普及に合わせて、アカウントで管理し、購入した電子書籍を複数のデバイスで閲覧できるマルチデバイス対応の電子書籍サービスが増えているが、携帯電話など、その電子書籍を購入した端末でしか読めない場合もある。

国内では、主に電子書籍を閲覧するための専用端末「電子書籍リーダー」として、2010年12月にソニーが「Reader」を発売。2011年秋には、通信機能を搭載してPCを介さず、Wi-Fi(無線LAN)や3G通信を利用して電子書籍ストア「Reader Store」から電子書籍を購入できる「Reader」の新製品2機種を発売した。

量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、専用機の「電子書籍リーダー」に分類される製品はごくわずかで(アップルのiPadやシャープのGALAPAGOSなどはタブレット端末に分類)、販売台数も少ない。電子書籍リーダーを店頭販売しているメーカー4社のうち、「Reader」のソニーが、2011年は販売台数シェア90.8%、2012年1月~5月の累計では87.0%を占め、ほぼ独占している。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

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