被害者側ができる対策が限られている!?「盗聴・盗撮」最新手口をプロ探偵が解説

2017.1.27 10:30

女性を狙ってプライバシーを流出させる卑劣な行為、盗聴・盗撮。その脅威から身を守るため、最新のデバイスはどこまで進化しているのか、調査する時の注意点を、盗聴発見の現役プロが明かします。

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「元交際相手のしかけた盗聴器が女性宅から発見」
「学校内で教諭が女子生徒の着替えを盗撮」

しばしばテレビや雑誌でも話題になる盗聴・盗撮事件のニュース。

2015年には国民的アイドルグループ「AKB48」メンバーの着替え、シャワーシーンなどが盗撮されていたことが判明し、世間を騒がせました。

有名人・一般人をとわず被害者のほとんどが女性で、プライバシーの漏えい、ひどい場合は性的な内容のデータが流出するなど、卑劣きわまりない行為です。

盗聴や盗撮なんて特別な世界のハナシでしょ? 通販で買った「盗聴発見器」を持ってるから自分は安心……果たして、そうでしょうか。

今回は、女性の安全をおびやかす盗聴・盗撮の最新事情を、調査の現役プロがお伝えします。

■ここまで進化した!おそるべき盗聴・盗撮デバイス

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まず盗聴・盗撮のキホンから見ていきましょう。これらの装置は小型で目立たない形をしており、設置した周辺の音声、映像を遠く離れた犯人のところへ電波で送信します。

また、受信環境さえ持っていれば、犯人以外の第三者(傍受マニアなど)にもプライバシーを知られる危険があります。

上図に示したとおり、偽装した盗聴器、盗撮カメラは室内のあらゆる場所に設置されます。

しかもバッテリー方式なら「動力切れ」によって動作停止することもありますが、電話線やコンセントから電源を得る寄生方式ならバッテリー切れの心配がありません。

一度しかけられてしまえば、半永久的にあなたのプライバシーを漏らし続けるのです。

音声と映像を送信するのに普通のアナログ電波を使っていた時代は、それでも比較的対応ができました。

プロがその気になれば、レシーバー(広帯域受信機)で不審な電波をキャッチできたからです。

ところが近年、プロの業者をも悩ませる盗聴器、盗撮カメラが出てきました。

隠密(ステルス)性がきわめて高く、従来の調べ方では発見が難しいタイプです。

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離れた場所からスイッチのオン・オフを任意に切り替えられる「リモコンタイプ」、ごく限られた受信機でしか電波を検出できない「特殊周波数タイプ」、電波を暗号化・変調させて発見されにくくする「デジタルタイプ」「スクランブルタイプ」などです。

こうした新型の盗聴盗撮デバイスは、対応した調査機材を持っていなければ、たとえプロが調べても発見できません。

おそろしいことに日本では、これらは本職のスパイではない、ただの個人でもお金さえ払えば簡単に入手できてしまいます。

メーカーから数字は公表されていませんが、相当な数のステルス盗聴器、盗撮カメラが世の中に出まわり、ひそかに稼働している可能性は否定できません。

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