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皆さんこんにちは、Chaccoです!

育児書や育児サイトなどによく見かける言葉。

・母乳が赤ちゃんにとって最高の栄養!
・母乳が赤ちゃんの免疫力を高める!
・母乳育児は赤ちゃんとの大切なスキンシップ!

…これらの話を極端に
「ミルクだと可哀想、完全母乳こそ最善!」
と捉える考えを、ちまたでは『母乳神話』と呼ぶらしいです。

かくいうワタシも最初は『完全母乳』で行く気マンマンで、
妊娠中からせっせとおっぱいマッサージにはげみ、
「お母さんになって自分の赤ちゃんがおっぱい吸うのってどんな感じかのかな~ウフフ♪」…と、
それはそれは楽しみにしてましたよ。

結局、『完全ミルク育児』で育てることになるんですけどね!

というのも、ワタシの不育症の原因だった抗リン脂質抗体症候群とは別の持病の関係で、
産後すぐ、医師や助産師さんと相談し「ミルク育児のほうがいいでしょう」ということになりました。

そのため、ムスコに初乳をちょびっと飲ませただけで、おっぱいを止めるホルモン剤を飲み、すぐに『断乳』したんです。

……まぁ、そういった可能性もある事を妊娠中から覚悟はしてたので
「やっぱりワタシには『母乳育児』は無理だったかぁ…」とスグに納得したつもりだったのですがーー

じわじわとのし掛かってくる
『愛する我が子に母乳をあげられない罪悪感』
そのすさまじいこと…!

プライバシーも筒抜けの産後すぐの大部屋では、同室ママ全員が『母乳育児』をスタート。その羨ましさと共に襲いかかる劣等感たるや…!!

妊娠中は不育症で『みんなとちがう孤独』のなかにいたから、産後こそは『みんなの仲間入り』したかったのに。またもや孤独……

だいたい母乳育児は『赤ちゃんが欲しがったらおっぱいをあげる』というスタンスでOKだそうじゃないですか。
その点ミルクは母乳に比べて消化に時間がかかるので、授乳間隔を2〜3時間あけないと赤ちゃんの胃に負担がかかると言われるんですよ。
だから途中でギャン泣きしても次のミルクの時間まであの手この手であやさないといけないという…。

産まれた初日は1回10㏄、2日目は20㏄、3日目は30㏄…と1回の量は少しづつ増えていきますが、それでも泣くときナースコールで「すみませんちょっと早いですけどミルクあげてもいいですか?」とお願いする自分の不甲斐なさ。
そもそも授乳のさいに毎回ナースコールで「ミルクお願いします」と言って調乳したものを持ってきてもらう申し訳なさ。
「母乳じゃないせいで1日8 〜9回もナースコールしてスミマセン」という肩身の狭さ。
そういった『完全ミルク育児』のアレやコレやは育児書にも育児サイトにも書いてなかったよおおおおおぉ(涙)

もちろん母乳育児も育児書通りにはいかない苦悩や、すぐにおっぱいが出ないママの焦り、乳頭の痛みや、赤ちゃんが吸ってくれないもどかしさなど…沢山の困難があると思います。
ぶっちゃけ自分と子供のことで頭がいっぱいで隣のベットのママが『完ミ』だろうが別に知ったこっちゃねーよ状態だったと思います。

だからなのか時々カーテン越しには
「ミルクばっかりあげると太っちゃうからもう少し出るまでがんばります」とか
「ミルクは母乳と味が違うからあんまり飲んでくれなくて。美味しくないのかな?」とか
悪意のないセリフが飛びかいまして。無駄に聞き耳たてて勝手に傷つくワタシ…。

そんな中、1番辛かったのは産後4日目くらいに行われた『粉ミルクの講習会』です。

病院と提携している粉ミルクメーカーの社員のかたが、いろいろとパンフレットや試供品などを用意して詳しく説明してくれるのですが、この時の母乳ママの関心の無さが半端なかったんですよ。

「では実際に調乳してみましょう!」という時も、とある母乳ママが
「ワタシは別に…あの…アナタ…よかったら」とワタシに調乳セットを手渡してくれたんですね。

彼女は同室のママさんなので、毎回ナースコールでミルクを頼むワタシを見て、きっと気をつかって誘導してくれたんだと思います。

……が!!
『ワタシは粉ミルクなんて必要ないけどアナタは母乳が出せないからお勉強しときなよ』と言われたような……そんな気がして、相当へこみました。
いやこれ完全に被害妄想ですけどね…。

でも講習会が終わり鬱々とベットに戻るとまたナースコールで「ミルク40㏄お願いします」と頼むワタシ。
預かってもらってたムスコと調乳されたミルクが病室に届けられ、無機質な哺乳瓶で授乳する寒々しさ

そんなとき、産科の担当女医(不育症を見てくれてた長いお付き合いの先生)が、
「Chaccoさん何か変わったことはありませんか?」
と回診に来ました。

それは産後の体調を聞いていたのですが、
溢れそうになっていた気持ちに耐えられなくなり
「あの、ミルクで育てるとやっぱり問題ありますか…?」
と突拍子もないことを質問してしまいました。

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