主要製品を中心に引き続き好調に推移している

日本電機工業会(JEMA)は1月24日、調理家電・生活家電・理美容関連機器など白物家電の2016年12月度と、年間(1月~12月)の国内出荷金額を発表した。それによると、12月度は前年同月比103.0%の2268億円で、4か月連続でプラスとなった。

製品別に12月度の動きをみると、ルームエアコンは492億円(同96.0%)で4か月ぶりに前年を下回ったが、電気冷蔵庫は354億円(同99.4%)でほぼ前年並み、電気洗濯機は346億円(同115.9%)で6か月連続のプラス。他の製品をあわせたトータルでは前年を超えた。

一方、16年の年間出荷金額は、104.5%の2兆3028億円。3年ぶりにプラスとなった。夏の天候不順などマイナス要因があったものの、高機能・高付加価値製品の需要が高まり、高い水準を維持した。