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もうすぐ新年度ですね。

PTAの本部役員は前年度から推薦用紙などが配布され、もう決まっている学校もあるのではないでしょうか。

また、クラスの中の役員は4月初の保護者懇談会で決まることが多いですが、そろそろ前職のママから打診されている人もいるのではないでしょうか。

でも……PTAと聞くと嫌な気持ちになってしまう人もいることと思います。

今回は、そんなPTAの現状やメリットについて『1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話しします。

“PTAに入らない”という選択が話題に

最近では、あるママが選択した“PTAに入らない”というニュースが話題になりました。

PTAが入退会自由な組織であることは、あまり知られていない。任意加入であると周知しているPTAが少ないからだ。2016年3月にタレントの菊池桃子さんが「PTAは任意参加なのに、全員参加することが暗黙の了解となっているケースが多い」という趣旨の発言をしたことが話題になった。Yahoo!ニュース

また、タレントの菊池桃子さんも以前、PTAについて以下のように意見を述べています。

 

会員になることも、会員にとどまることも、自覚に基づく個人個人の自由であって、いささかも強制があってはならない”ということなんです。産経ニュース

時代の移り変わりと筆者の経験

専業主婦が主流だった昔と今とでは状況が変わりました。働くママの割合は年々多くなり、シングルマザー、シングルファザーも増えています。

そんな中、「仕事をしているから役員はできない」というのはもはや理由として認められません。小さな赤ちゃんがいる、年寄りの介護があるなども正当な理由として認めらません。

学年が変わる2月くらいから保護者間では「来年、クラス委員やりたくないよね」「どうやって逃げようか」などという話題で盛り上がります。

もし、「役員に選ばれたくない」理由で4月の年度始まりに行われる保護者会に欠席すると、“欠席裁判”のようになってしまう噂もありました。つまり「今日、参加していない人に役員を引き受けてもらおう」ということにもなりかねないのです。

PTAとは、
P=Parent(親) T=Teacher(先生) A=Association((共通の目的で組織された)団体 、会、会社、組合) の略です。つまり、PTAの“T”は先生方を差します。

けれども、私が参加した保護者会の席では担任はクラスからの伝達事項が終わった後、「さて、これから役員決めの時間になります。これは保護者の方の間で決めることですので皆さんでどうぞ」と“我関せず”の態度でだんまりを決め込んでしまい、傍観しているように親側からは映りました。

その後、数分、いや数十分の沈黙が続き、言葉は悪いですがまるでお通夜のようになりました。みんなうつむき、誰も手を挙げないので、最後にはくじ引きになりました。

こうして、全員やりたくない中でハズレクジを引くように、やりたくない人がやる……仕事を休んでまで無理してやる……だから、その後の会合も楽しくはないのです。

やる気のない人がリーダーになってしまうと、結果、子ども達の行事も「手間なく、ラクして、合理的に」の方向に進んでいくこともあります。なんだかおかしな光景だと毎年感じます。

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