親しいママ友同士で交換をする

同じようなお下がりの悩みを持つママ友同士で定期的に「交換会をしています」と話すのは、小学校1年生と4年生の姉妹を持つBママ。

Bママ:「よその家の子のお下がりなら、お姉ちゃんが身に付けていたものとは認識されず、下の子から文句を言われなくなりました。」

「自宅であまり使っていないおもちゃや、絵本なども交換対象で、うちは服はいらないけれど、おもちゃなら欲しいといった時は、着なくなった服を持って行って、おもちゃをゲットできたりするので、とても役立っていますし、楽しいです」

Bママは、毎年春や秋に親しいママ友を集め、子ども用品の交換会を行っているようですが、我が家にとっての不用品が、別の家庭で使われ喜ばれる仕組みに満足感を抱いている様子。

して何よりもそれぞれの家庭においての悩みであった「お下がりトラブル」がなくなったと喜んでいました。

世界にたった1つの特別品を作る!

お下がり品にひと手間を加え、「世界でたった1つの特別品」を作り出し、お下がりではなく「特別品」として下の子に渡しています、と話すのは、年長と小学校3年生の姉妹を持つCママ。

Cママ:「お下がりは嫌だと言われながらも、そのまま捨てるのは勿体ないという思いから、無駄にせずに子どもを喜ばせる方法をあれやこれやと探していました。

そんな時に、下の子のママ友に教えてもらったのが、ちょい足しリメイク」。

「ちょい足しだから私にもできると思い挑戦してみましたが、簡単にできました。例えば、丈が短くなったTシャツの裾にギンガムチェックの生地やレースでフリルを付けたり、短くなった袖にもニットなどをちょい足ししてみたり……」

ちょい足しリメイクは、手間が掛らず簡単にでき、洋服の寸法アップも可能にすることから、長く着られ経済的です。

そして何よりもリメイクにより、他にはない世界にたった1つの特別品を作り出すことができ、子どもも特別なモノをもらったという満足感が得られます。

「お姉ちゃんはもらっていない、私だけ特別なものをもらった」という満足感を与えることが、お下がりトラブルの回避法だそうです。