左からイ・ジフン、ソンジェ、イ・ゴンミョン

昨年に続き、多重人格障害者を演じるソンジェは、作品について「子供のころ虐待を受けた少年が、なんとか生き残っていくために厳しく悲しい状況の中で生き抜いていく姿を描いていて、いろいろなメッセージを持っている作品です」と説明。

5つある人格のなかで最も演じるのが難しかったのは「ジミー」というキャラクターだと明かし、「乱暴な人格で、大きな声で怒鳴るのが大変でした。役を掴むまでに時間がかかりました」と前回の公演を振り返った。

また、司会者から好きな場面について聞かれると「囚人服を着て座り、歌を歌うシーンが個人的に気に入っています」。「風邪気味で、コンディションがよくないですが……」と照れつつファンのために一節をアカペラで生披露し、会場を沸かせた。

本格的な稽古はこれから始まるそうで「上演まで約3週間残りましたが、(昨年の)京都公演を上回る公演になるように、ゴンミョンさん、ジフンさんと一生懸命準備していきたいと思います」と気合十分。

再演に向け、「個人的にも愛情の深い作品になっています。内容的に見れば、楽しんで観るには少し思いストーリーですが、色んなことを感じさせ、考えさせてくれる作品です。“見てよかった”と思っていただけると確信しています」と強くアピールした。

また、別スケジュールで会見に出席できなかったユナクは、ビデオメッセージで「スケールの大きい俳優たちがいっぱい出演する素晴らしいミュージカルです。ぜひ見に来てください」とコメントを寄せた。

チケットは、2月11日(土・祝)午前10時より発売される。

▼韓国ミュージカル『「INTERVIEW」-お願い僕を助けて-』
3月1日(水)~3月5日(日)@ZEPP BLUE THEATER ROPPONGI
全席指定 1万3000円

エンタテイメント系のフリーランスライター。学生時代からライター業に携わり、K-POPを中心にK-Cultureを支える韓国のファッションデザイナー、プロデューサーらのインタビューも執筆。好きな作曲家は勇敢な兄弟。

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