「ねえ!聞いてよ!」そう言ったら、パパが口をきいてくれなくなった

家庭の事や仕事の事で、パパに話を聞いてほしい時ってありますよね。

子どものいる家庭なら、なおさらです。
父親でもあるパパに、話を聞いてほしいと思うのは当然の感情です。

特に、子どもが男の子の場合、幼稚園の年中さんくらいから、パパに相談したいことが増えるはず。

男の子は、ママから見れば、想像もしないようないたずらをしたり、幼稚園でトラブルを起こすことも珍しくありません。

(もちろん、子どもによって差はありますが、相対的に見れば、女の子より男の子のほうが、育児で悩まれるママは多いようです)

「やっぱり男の子だから、パパからきちんと言ってもらったほうが……」そう思って、パパに子どもの状態を相談しても、生返事ばかり。

「ねえ、ちゃんと聞いてよ!」
思わず、そう強く言ったら、パパがまったく口をきいてくれなくなった。一度や二度は、こんな経験があるのではないでしょうか。

おそらく、子どもの事に限らず、仕事や家庭の問題などでパパに相談した時も、同じような経験があるのではないでしょうか。

ママからしてみれば、納得いかないと思います。

でも、パパが黙り込んでしまうのって、実はちゃんとした理由があるんです。

男性は、女性に長い話をされると「問い詰められている」と錯覚しやすい

大多数のパパが、ママの話に耳を傾けない時、おおまかに二通りに分かれます。

  1. 疲れすぎていて、たとえママであれ、人の話を受け入れる余裕がない
  2. ママの話が、パパにとっては問い詰められているように聞こえるために、思わず口をつぐんでしまう。

「1」は、ママでも起こりうることですよね。

もし、パパが疲れすぎている様子が見えるようなら、少し時間を置くか、場合によっては日を改めたほうがいいでしょう。

「2」については、大多数のママが疑問に思われるのではないでしょうか?

「ただ単に話を聞いてほしいだけで、パパを問い詰めるつもりなんてないんだけど?……」そう思われるママも多いと思います。

ごもっともです。
ですが、大多数のパパは、ママから長い話をされたり、抑揚がある言葉で話されると、問い詰められていると錯覚しやすいんです。

その理由の一つが、パパが社会的に強いられている「夫や父親の役割」についての思い込み。

最近は、パパ・ママとも働く家庭が一般的になっています。

ですが、まだまだ男性は、「結婚したら女性を経済的にも精神的にも全面的に支えなければいけない」という、考え方を強いられている方が多いです。

そのため、ママから長く話されたり、抑揚がある話し方をされると、プレッシャーを感じて、黙り込んでしまうんですね。