両親にたくさん褒められた愛情をしーちゃんへつなぎたい
――手作りの物でしーちゃんを喜ばせたり、娘さんと全力で遊んでいる印象のこつばんさんですが、どんな子どもだったのですか?
「小さいころは絵を描いたり、粘土や工作などが好きでした。今と変わってないですね。母の話では、1歳のころからハサミを使いこなして器用だったらしいです。
小学校1年生のころに粘土で魚を作ったのですが、いまだに父は『あれはすごく上手だった!』と言います(笑)。
私自身、両親に褒められたことをたくさん覚えているので、しーちゃんもたくさん褒めたいなと思っています。……が、怒っていることの方が多いのが現実です……。」
――それでも、いつも仲良しな雰囲気が伝わってきますよ。子育てをしながら時間も限られている中で、イラストはいつどこで描いているのですか?
「しーちゃんが寝たあとにリビングで描いています。
道具は、ZEBRAの筆サイン、STAEDTLER pigment linerなど。色塗りは水彩色鉛筆、コピックなどで、描いたイラストをスマホで写真撮影してインスタに載せています。
こだわっていることは、漫画にありがちな大げさな表現はしないで起きたことをそのまま描くようにしています。あと、子供服を描くのが好きなのでしーちゃんが着ている服はそのまま描いています。」
毎日の何気ない出来事が思い出になる
――こつばんさんのように、我が子との思い出をこんな風に残していけたらいいな、と思うママも多いと思うのですがどうすればいいでしょうか。
「アドバイスというほどではないですが、写真や動画に残せなかったような何気ない出来事の中に楽しいことがたくさんあると思うんです。
面白いことを無理やり探すのではなく、一日を振り返ったあとに『今日こんなことがあったなあ』と思い出せたことをメモなどに残すことから始めるのがいいかもしれませんね。」
――余裕がないと気付かず忘れてしまいますが、子育てをしている間にしか生まれないエピソードが毎日転がっていますもんね。残さないのはもったいないですね。
では最後に、これからしーちゃんはどんな子に育ってほしいですか?
「優しい子になって欲しいです。一人っ子なので友人など周りの人に恵まれるようになって欲しいと思っています。
投稿はいつまで続けるかわかりませんが、ごく普通の4歳児、しーちゃんの行動や発言でクスっと笑っていただけたら嬉しいです。」
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「好き」の気持ちをまっすぐぶつけてきたり、大人顔負けのセリフで核心を突いてきたりと、4歳のしーちゃんにドキッとさせられることも多いです。興味が湧いた方は、しーちゃんの毎日をちょっとのぞいてみませんか?