フォトギャラリー【第16回】「ミラチャイ」連載フォトギャラリー(全13枚)

古代エジプトに関しては、『王家の紋章』の舞台に出ると決まってから、原作のコミックを読んだり、ファンの人たちからもらったエジプトの本を見たりして、自分なりにイメージしてきました。

本を見ながら漠然と、“ミイラって、こういう感じなんだろうな”とか、想像したり。だけど、“ここに、約2メートルくらいのミイラが眠っていて…”とか、説明書きを読むと、“なるほど”とは思っても、なかなか実感できなくて。

でもパリのルーヴル美術館に行って、実際にミイラが眠っている棺を目の前にしたときには、ちょっとゾッとしました。

棺は、大きいものから、小さいものまで、何体もあって。装飾がすごくて、しっかりした作りのものから、全くそうじゃないものまであるんです。その差がすごくて“格差ありすぎだ! ”って思いました(笑)

あと、解説を見ていると、その中に「メンフィスの…」とか、「イムヘテプが…」っていう言葉が出てきたり。写真もいっぱい撮って来ました。

ーールーヴル美術館では、写真撮影は自由にできるんですよね。

そうなんです。距離も間近で見られるんです。実際に棺を目の前にしたとき思ったんです。

“この中にミイラが眠っていて、それを手で触れちゃうキャロルって…”って。キャロルは思っていた以上に、すごいことしちゃってるなって、思いました(笑)

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