無理にママ友作りはせず、娘との時間を満喫

――子育てをする中で「ママ友を作らないと!」と焦ってしまう人も多いと思います。鳥頭さんはどうでしたか?

鳥頭:はじめは「子どものために交流は必要!」と思っていたのですが、今振り返ると子どもが小さい頃には、ママ友はいてもいなくても子どもの成長にはそんなに変わりないのかもと思えます。

それに、交流が得意な人もそうでない人もいて、私は後者なのですが、友達を作ろうと無理に思うことが自分自身へだいぶ負荷をかけていたのかなと思います。その状況に気付いて、ママ友作りへの焦りは娘が1~2歳になる頃にはかなり消えました。

とにかく娘と遊んだり自分の好きなことをじっくりしたりと、あまりクヨクヨ悩まなくなりました。もうぼっちに慣れ過ぎて段々ぼっち感覚がマヒしてきたのもあるかと思います(笑)

「リア充ママ」は見ないふり!

――「ぼっち育児」を楽しむコツや、ネガティブにならないようにするコツがありましたら教えてください。

鳥頭:周りのリア充なママに影響されない!これが一番だと思っております(笑)

私もそうだったのですがどうしてもSNSや雑誌などのキラキラしたママさんたちの生活に憧れて、自分との差に落ち込んでいました。でも、それらは特に楽しい部分をピックアップして載せていると思うので、それが全てだと思わないようにしたら楽になりました!

あとは引きこもりのインドアな私が言うのもなんですが、とにかく近場でも外に出るとそれだけで結構気分転換になります。うっかり楽しそうなママ友集団に出くわしても見ないフリです!(笑)。


――現在は、3歳になった「ぽけちゃん」と毎日演技派女優ごっこ(笑)を楽しんでいるという鳥頭さん。今後は、一緒に美味しいスイーツを食べに行ったり洋服を買いに行ったり、女同士でしかできないお出かけを一緒にやってみたいそう。

そんな鳥頭さんの子育ての日々は、ぜひ本書をご覧ください!

 

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。