「薬指の方が人指し指より長いほど金儲け力が高い!?」

ロシアの国立高等経済学院が、こんな研究結果を発表しました。

思わず、自分の手を見ましたか?

さて、いったいどういうことなのでしょうか?

5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本・欧米いいとこ取り育児を提唱する平川裕貴がお話します。

指の長さは胎児の時に決まる!

運動やトレーニングで指の長さを変えられるとか、成長の途中で、薬指が人差し指を追い越して長くなったなんて聞きませんね。

実は指の長さって胎児の時に決まってしまうのです。

中指が一番長く、小指が一番短いのは誰でも同じですが、人差し指と薬指の長さは人によって違います。人差し指の方が薬指より長い人、薬指の方が人差し指より長い人、両方がほぼ同じ長さの人。

実は、この差は胎児の時に浴びるホルモンの差だと言うことが科学的にわかっています。

胎児の時に男性ホルモンであるテストステロンを多く浴びた人は、薬指の方が長くなり、逆にテストステロンが少なかった人は、人差し指が長くなるそうです。

薬指が長い男性脳の特徴

胎児の時に浴びる男性ホルモンが多ければ薬指が長い男性脳になり、少なければ人差し指が長い女性脳になると言われます。

これは性別ではなく、脳の特徴ですので、男性でも女性的、女性でも男性的な特徴を持つということです。

今回の研究で出た「金儲け力」は、男性脳の方が高いということになりますが、では、男性脳とはどういう特徴を持つのでしょうか?

・一つのことに興味や関心が集中する

子どもの頃に興味を持ったことやものを長く続けたり、自分の趣味や好みにこだわりを持つ。

・論理的に考える

物事を論理的に考え、要件のみを話す。感情に左右されずに割り切ることができる。

・攻撃的挑戦的で人の話をきかない

競争心が強く、相手に勝つことに喜びを感じる。リスクを恐れず自分が正しいと思って行動する。