バッファロー、PCを使わずにデジカメデータを整理・保存できる「おもいでばこ」

2011.11.8 21:22配信
おもいでばこ(PD-100)

バッファローは、11月8日、SDカードやUSBメモリを差し込んで操作ボタンを押すだけで写真の保存・整理ができるPC不要のHDD「おもいでばこ(PD-100)」を11月10日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は2万円前半の見込み。

デジタルカメラで撮影した写真や動画の保存と整理が、PCを使わずに簡単にできる製品。発表会で石井希典デジタルホーム事業部事業部長は、「デジタルカメラで撮影した写真や動画は撮りっぱなしになっていることが多い。しかし、コンテンツは見て楽しむもの。『おもいでばこ』は、保存するためのものではなく見るための製品として提案する」と新製品を紹介した。

家電量販店では、カメラコーナーの周辺での展開に力を注ぐほか、新たな販売チャネルとしてカメラ専門店を開拓。子どもをもつファミリー層をメインターゲットに訴求する。

荒木甲和デジタルホーム事業部次長は、「デジタルカメラは、世代や性別を問わず普及が進んでいる。しかし、その割には保存先はPCに依存しすぎている。また、メモリカードのなかに入れたままの人も多い」と、「おもいでばこ」の製品化の背景を説明。写真を一か所に保存して、いつでも簡単に家族で見ることができる新しいスタイルの提案を目指す。

本体は、HDMIケーブルかビデオケーブルでテレビに接続。HDD容量は320GBで、1000万画素の写真データは最大6万枚、H.264形式の映像は約32分間保存できる。SDカードを差し込んでデータを取り込むと、自動で日付ごとにデータを保存。「カレンダー」表示のサムネイルを見ながら検索しやすくしている。

「アルバム」表示を選ぶと、「お気に入り」や「発表会」など自由にタイトルをつけてフォルダのようにまとめことができる。出荷時点では、「元旦」「建国記念日」「春分の日」など国民の休日があらかじめ設定されている。そのほか、写真を閲覧するときにはオリジナルBGMが流れ、動画では映像の音声に自動で切り替わるようになっている。本体サイズは、幅230×高さ35×奥行き155mm、重さ600g。カラーはホワイト。本体後方のUSBポートにHDDを接続するとデータの自動バックアップが可能。

発表会には、「おもいでばこ」発売を記念して開催する予定のフォトコンテストで審査員を務めるフォトグラファーの関口美意氏がゲストとして登場。子育て中の母親でもある関口氏は、「実際に使ってみたら、家族みんなで写真を見て、思った以上に楽しめた。撮った写真を取り込むと勝手に整理してくれるので便利」と評価。また、「『おもいでばこ』を使って、写真はいいな、と思っていただけたらいいと思う」と感想を語った。

なお、タイで発生した洪水によって、同社のストレージ製品の部材調達先であるHDDメーカーや駆動装置メーカーの生産設備が大きな被害を受けているため、「おもいでばこ」の出荷への影響も懸念される。これについて石井事業部長は、「日々状況が変わるが、ストレージ製品は、今日の段階では新規事業である今回の『おもいでばこ』と、HDDレコーダー『ゼン録』を優先して出荷していく」と述べた。

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