デビューイベントを開催したB1A4 左からゴンチャン、サンドゥル、ジニョン、バロ、シヌゥ デビューイベントを開催したB1A4 左からゴンチャン、サンドゥル、ジニョン、バロ、シヌゥ

韓国出身の男性5人組ボーイズ・グループ、B1A4(ビーワンエイフォー)が7月1日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザで日本デビュー・シングル『Beautiful Target-Japanese ver.-』(6月27日発売)の発売記念イベントを行った。

B1A4のイベントの写真

会場に詰め掛けた1万2000人を前に、メンバーは『Bling Girl』など3曲を日本語バージョンで披露。スタートを飾った日本デビュー曲『Beautiful Target-Japanese ver.-』で、K-POPではおなじみの応援(コール)が1万2000人から沸き起こると、そのあまりの大音量にショッピングに訪れていた一般客もビックリ。トーク中もファンの歓声で、メンバーに通訳の声が聞こえないほどの熱狂ぶりに、リーダーのジニョンは「デビューしたばかりの新人なのに、こんなに愛されてうれしいです。みなさんの情熱に、僕たちもパワーをもらいました」と感謝を述べた。

ビジュアルの良さ以上に、作詞作曲をこなすグループであることがB1A4の強み。ラップ担当のバロは「日本語のラップは、日本の作詞家さんと僕が一緒に作りました」と語り、ボーカルのシヌゥが「良いフレーズが浮かぶとメモをしておきます。作詞をするときには、このメモを見ながら」と言えば、メーン・ボーカルのサンドゥルは、作曲やディレクションを担当するジニョンに対し「ジニョンくんは普段は優しいけど、レコーディングでは厳しくて、細かく指導してくれます」とアーティスト性が垣間見えるエピソードを語った。

また、1stシングルをリリースしたばかりで、前日の6月30日には東京ビッグサイトでCD購入者3万人と10時間におよぶ握手会を行ったメンバーだが、「グッドニュースがあります! 2ndシングル『おやすみ good night』が8月29日(水)に発売されます」(バロ)、「ショーケースもします!」(サンドゥル)と、次作のリリースを発表し、さらにファンを歓喜させた。

取材・文:坂本ゆかり