タレントのミッツ・マングローブが21日、坂上忍が司会を務める情報番組「バイキング」(フジテレビ系)の出演を欠席。今月10日から体調に異変があったため、現在はかかりつけの医師の指示に従いながら、自宅療養中であることを明かした。

 同番組の火曜日レギュラーのミッツは「現在は誰とも接触を取らない方法で、できる仕事は続けていますが、発熱から数日後には舌の味覚がなくなる症状も出たため、新型コロナの検査を受けるのが妥当と判断しました。しかし、私の場合、肺炎の兆候もなく、体温が37.5度以上に一度も達していない、という理由から未検査のまま今日に至ります」とコメントした。

 今朝は体温が36.9度で、せきと倦怠感が少しあるという。ミッツは「大事には至っていませんが、このような状況を周囲の人たちや関係各所に黙っておくわけにはいきませんし、また私のように“コロナっぽい”状態のまま、ともすれば普段通りの行動をしてしまっている人も、たくさんいるのではないかと思い、現状を公表することにしました。ひっ迫している医療体制を悪化させないためにも、定められた検査基準には従うべき」と語った。

 坂上は「めちゃめちゃ繊細な人なので心配なのですが、ミッツがこうして正直なコメントを出してくれたことによって、僕らもそうですが、助かる人もいて、大事な情報として得られるわけですから本当に感謝したい」と語った。