PTAは活動が目的で集まるということに違いありませんが、その他にも役員さんや委員さん同士のコミュニケーションから、知らなかった情報を得たり、学びがある場でもあるのです。

しかし、そこだけが目的で参加するということは、本来の目的から外れることになりますから、行き過ぎた行動は避けなければなりません。

あくまでもPTA活動がメインですから、しっかりと役員や委員として頑張り、誰とでもうまく付き合い、信頼を得なければそういった話も聞けないということを肝に銘じましょう。

上手な立ち回り方をマスターしよう!

役員決めの際や、役割決めの際に、失敗しないために覚えておくと良い上手な立ち回り方があると、役員経験者は声を揃えて言います。

初めての参加で何をしたら良いか分からず、自信がない場合は、まずどのような仕事内容なのかを聞いてみるようにしましょう。

訳も分からず、何でもいいやと安易に引き受けてしまうと、あとで責任がのしかかり、自分で自分の首を絞めてしまうことになりかねません。

ちゃんと仕事内容を聞いた上で、それならやれそうかなと思えば、「私に出来るかどうか分かりませんが・・・」「何もわからないので助けてください」といった言葉を添えて引き受ければ、困った時には周りが助けてくれるでしょう。

またそのような言葉と共に引き受ければ、PTAに慣れている人から自分も同じ境遇だと思っている人まで、多くの人を味方に付けることができます。

このように、「PTAに対する考え方を変える」ことと、「上手な立ち回り方をマスター」すれば、PTA鬱になってしまうほど苦痛に思うことはなくなるでしょう。

大切な子どものために、気持ち良くPTAに参加できることをお祈りしております。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。