1歳児は、歩いてリズム感覚を育てる

赤ちゃんが歩くようになったら、歩くこと自体を音楽あそびにしてみましょう。まずは「いち、に、いち、に」と声をかけたり、手をたたいたり、声や音を使って歩くことを誘導します。

しっかり歩けるようになったら、同じように声をかけながら、手をつないで一定のテンポで歩いてみましょう。さらに余裕があれば歩くテンポに合わせて歌をうたいます。歩く速さを感じながらうたうことでテンポ感が養われるといいます。

また、音楽に合わせて足踏みをするのもおすすめだそう。上級編は3拍子(ワルツ)のリズム。童謡の「ぞうさん」や「うみ」は3拍子なので、「いち、に、さん」とかけ声をかけてあげます。その際、「いち」を強めに言うとリズムをより意識できます。1を足踏みで、2と3を手拍子にするのもやってみてください。

2歳児は、体や手を使った音楽あそびを取り入れる

2歳児の音楽あそびのポイントは、体や手をたくさん動かすこと。リズムにのって名前呼びかけ&返事遊びをしましょう。

  • 親:「トン/トン」(声に出しながら、両手でひざを2回たたく)、「◯◯/ちゃん」(手拍子2回)
  • 子ども:「トン/トン」(声に出しながら、両手でひざを2回たたく)、「はー/い」(手拍子2回)

このように繰り返します。これで2拍子のリズムが自然と身につきます。また、大きな声と小さな声を使い分けるのもおすすめだそう。最初の呼びかけを大きくしたら、大きな声で返し、小さな声なら小さな声で返すというようにバリエーションをつけてみてください。