子どもが乳幼児のうちは、ママは子どもが寝ている時間以外、ほぼ片時も目や手が離せないもの。「自分の時間がほとんどない」というママも少なくないのでは?子どもの世話に追われる日々は、永遠に続くように思えますよね。

ところが、周囲の先輩ママたちからは「子どもが手を離れたから最近ヒマで…」「子育てが一段落したからパート始めたの」なんて声を聞くことがあります。

そのように、子育てが少しラクになって、ママに自分の時間ができるのは、一体いつごろからなのでしょうか?

今回は、中学生以上の子どもを持つ先輩ママたちに、「一段落」の具体的な時期やそのころの思い出を聞いてみました。

一人っ子ママは、「小学校高学年」が目安!?

当然ではありますが、「子育てが一段落した」と感じる時期は、子どもの人数や年齢差によって大きく違ってくるよう。まず一人っ子のママたちからは、こんな声が寄せられました。

「小学校の5年生になってから、あまり手がかからなくなって、自分の時間が少し増えました」(40代、一男のママ)

「小学校の高学年くらいから、友達と約束してどこへでも行くようになり、陸上の朝練習、夜練習も自分で好きなように行くようになったかな。そのあたりから、少なくとも、娘の頭の代わりに考えたり判断したりしなくていいようになったかも」(50代、一女のママ)

小学5~6年生といえば、思春期や反抗期の入り口にさしかかる時期。子どもの性格やママの感じ方にもよるとは思いますが、「小学校高学年」は子育ての大きな区切りといえるのかもしれません。

二人っ子ママは、下の子の「小学校入学後」が区切りに

ただ、上の子が小学校高学年になっても、下の子にまだ手がかかる場合は、一段落というわけにはいきませんよね。二人以上の子を持つママたちからは、次のような答えが返ってきました。

「一段落したのは、長男が中学に入学したと同時に、長女が小学2年生になったころから」(40代、一男一女のママ)

「下の子が小学校に入ったころだったと記憶しています。それまで幼稚園に通っていたので、子どもが友達と遊ぶときは、約束や送迎など親が関わることが多かったのですが、小学生になってからは子ども同士で約束して遊ぶようになり、親が関わる必要がなくなったので、ラクになったと感じました」(40代、二男のママ)

子どもが複数いる場合、「下の子が小学校に入った後」に、ママがちょっと一息つけるタイミングがあるようです。

そのほか、3人の子を持つママからは、こんな意見も出ました。

「手がかからなくなったと感じたのは小学校高学年になったときで、心配が減って精神的にもラクになったのは中学生になったとき」(40代、三女のママ)

一段落するといっても、一気に荷をおろせるわけではなく、小学校高学年、中学校入学と段階を踏んで、身も心も少しずつラクになっていく…。そんなイメージでしょうか。

ちなみに、このママは、一番上の子と一番下の子が10歳離れていたため、子育て期間が長かったそう。子どもの人数が多く、兄弟姉妹の年齢が離れている場合は、本当に一段落する時期はだいぶ先になりますね。

“そのとき”のママの気持ちは…?

では、その時期が来ると、どんなふうに子どもが手を離れて、自分の時間を過ごせるようになっていくのでしょうか?先輩ママたちに、その当時を振り返って、記憶に残るエピソードを教えていただきました。

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