齋藤学(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE PHOTOS 齋藤学(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE PHOTOS

横浜F・マリノスの勢いは本物か。今週末の鹿島アントラーズとの一戦は、今季を占う試金石となるだろう。

第3節・鹿島×横浜FM チケット情報

横浜FMは開幕戦で浦和レッズとの打ち合いを3-2で制した。新助っ人ダビド・バブンスキーのビューティフルゴールで先制するも、その後追加点を奪えず、ゲームを落ち着かせることもできずに、浦和に逆転を許す。昨季までの負けパターンに陥ったが、途中出場した新FWウーゴ・ヴィエイラと前田直輝が終盤に立て続けにゴールを決め逆転勝利。さらに中村俊輔の背番号10を継承した齋藤学が、「今日のゲームはマリノスに負けたと言うより、齋藤選手に負けてしまった」と敵将ペトロヴィッチ監督が脱帽するほどのパフォーマンスを見せたのだ。

昇格組・北海道コンサドーレ札幌との第2節は、昨季までならスコアレスドローの展開だったと言えよう。横浜FMは引いて守備ブロックを構築する札幌に対し、攻め手を欠いた。だが、後半早々にバブンスキーが超テクニカルなシュートを決めると、ショートカウンターから富樫敬真、ヴィエイラがゴールを連発。終わってみれば3-0の完勝で開幕2連勝を飾ったのだ。

19勝8分27敗と直接対決で分が悪く、2012年9月以来勝利から遠ざかっている鹿島戦で勝てば、横浜FMの勢いはさらに加速度を増すだろう。

ただ、王者はそんな簡単に白星を献上してはくれないだろう。鹿島は前回のゲームから中5日とひとまず過密日程から解放される。3月14日(火)に『ACL』が控えるが、むしろ体力的に影響が出るのはブリスベンロアー戦であり、『明治安田生命J1リーグ』第4節・清水エスパルス戦だ。

横浜FMと同様に、鹿島も新戦力が早くもチームに馴染んでいる。石井正忠監督も開幕前から「新戦力はもっと時間がかかると思っていたが、チーム戦術を理解してくれて、思ったよりも早くフィットしてくれた」と手応えを口にしていた。

小笠原満男とともに中盤の底でチームを操縦するレオ・シルバは持ち前のボール奪取能力を発揮するとともに、前線にラストパスをズバリ。前節・ヴァンフォーレ甲府戦では、貴重な決勝点をマークした。金崎夢生と2トップを組むペドロ・ジュニオールもそのスピードでカウンターの威力を倍増させている。2月28日の『ACL』ムアントン戦で待望のゴールも決めた。守護神クォン・スンテは最終ラインとのコミュニケーションのビハインドがありながら、随所にハイパフォーマンスを披露。前節・甲府戦で勝点3を手繰り寄せるPKストップでチームを救った。

『明治安田J1』第3節・鹿島×横浜FMは3月10日(金)・茨城県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。チケット発売中。

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