喜びの結婚報告を行ったパンサーの尾形貴弘

 入籍報道のあったお笑いトリオ、パンサーの尾形貴弘が9日、都内で行われた「mentos SCOUTING CHALLENGE」オープニングイベントに登場。報道陣を前に、改めて交際していた女性“あいちゃん”と結婚した喜びを報告した。

 イベントには、メンバーの向井慧と菅良太郎も登場。結婚報道の反響をネット上で見た向井が「尾形さんが浮気するというのが、オッズ1.2倍ぐらいでした」と世間の声を紹介するも、尾形は「絶対に(その予想を)跳ね返します。浮気はしません!」と宣言。女性関係の心配はないとし「絶対遊びませんから。やっぱり(結婚して)変わったな…と言わせますよ」と胸を張った。

 報道陣から「よく結婚すると芸人は面白くなくなると聞きますが…」と心配されるも、すかさず菅が「もともと面白くないから大丈夫」と絶妙に“フォロー”。苦笑いの尾形は「これからは背負うものが違いますから(頑張ります)。持ち前のメントス…いや、メンタルで頑張りますよ」と意気込むも、さっそく滑って会場を沸かせていた。

 この日のイベントは屋外で実施。冒頭で司会から「ご結婚おめでとうございます」と祝福された尾形は「皆さん、3.9(サンキュー)の日にパンサー尾形が結婚しました。ありがとう! 皆さんの祝福をひしひしと感じています」と観客に向けて結婚を生報告。これに菅が「何かあったんですか?」とおトボケで応じると、向井も「誰も何も言ってない。テンションをちょっと下げてください」と冷静な口調でたしなめた。

 尾形は、交際期間3年になる「小池栄子似」の女性、あいちゃんと、自身の持ちネタ「サンキュー!」にちなんで3月9日に入籍。婚姻届はきょう未明に「奥さんと一緒に出しに行った」という。

 提出した瞬間の心境を聞かれた尾形は「やっぱり紙一枚で決まるんだ…と思うと親近感が(湧きました)」「思いが揺れて…」などと珍コメント。向井から「親近感、湧くの遅くないか?」「揺れちゃダメでしょ!」などと鋭く突っ込まれていた。

 それでもこれを機に「しっかりしなきゃと思った」と気を引き締めた尾形。婚姻届の保証人を2人に頼んだそうだが、断ったという菅は「家族から『他人の保証人になるな』と言われたので。いろいろ考えた結果、超・他人だなと思ったので」とあっさり。引き受けた向井も「メーク室で書いたんですが、朱肉がなかったのでドーランで(判を押しました)」と明かして、笑わせた。

 式の予定については「全然日にちは決めてませんが、やろうと思っています」と尾形。婚約指輪は買ったものの「結婚指輪はまだ買っていない」といい、その理由を「ちょっともったいないなと思って…」とこぼした。向井から「既婚者のフルーツポンチの亘(健太郎)さんになるべく安く済ます方法を聞いていた」と暴露された尾形は「やめろ、あいちゃんが聞いているんだよ!」と慌てながらも、実際のところ「よしもとに60万の借金がある。これはあいちゃんも知らない」と厳しい金銭事情を明かした。これには向井も「その状態で結婚するの?」「スピード離婚もありえる」と呆れモードで苦笑。菅も「その時は保証人になるので!」とノリノリだった。