ポレット

Polletは3月7日、「ハピタス」で貯めたポイントを共通カードにチャージして、店舗での支払いに使えるようにするポイント共通化システム「ポレット」の提供を開始した。

「ポレット」は、オズビジョンが運営する会員数170万人の老舗ポイントサイト「ハピタス」で獲得したポイントを、専用アプリで1ポイントから手軽にチャージして持ち運べるプリペイドカード。12歳以上なら誰でも無料で発行でき、世界中のVisa加盟店で利用できる。カード発行時の送料も無料。

従来、「ハピタス」で貯めたポイントを現金やギフト券に交換する場合、数日かかっていたが、専用アプリを利用して2時間ほどでポイントの交換が完了する。また、これまで3万ポイントまでだった月間のポイント交換上限が、「ポレット」へのチャージの場合は30万ポイントまで拡大する。

「ハピタス」のポイントだけでなく、クレジットカードからのチャージも可能で、「ハピタス」のポイント、クレジットカードどちらからのチャージも、もれなく0.5%増量するため、たとえば1000円分のチャージなら1005円使える。さらに、5月31日までに「ハピタス」を始めて申し込み、ポイントを交換してチャージした場合、初回に限り、5%増量してカード残高に反映する。

開発は、三井住友フィナンシャルグループのセディナと共同で行い、両社の共同事業として発足した。ポイントの提携先は、今後、順次拡大する予定。ポイントサイトだけでなく、各種ポイントサービス会社との提携も検討している。