“寝かしつけ”ってこんな感じなの?

退院後、初めての子育てが始まり、一番大変だと思ったことは「寝かしつけ」でした。

おっぱいを飲んで満腹になっても、赤ちゃんはほっとけば自分で寝てくれるというワケではありません。そういう子もいるのかもしれないけど、うちの子は少なくともほっといて寝てはくれなかった。

ということで、授乳後は泣いている赤子相手に寝かしつけタイムに突入します。

世間一般では、赤ちゃんの寝かしつけは「ゆっくり揺れながら子守歌」というイメージがありますよね。私も出産前はそういう風になるんだろうなと思っていました。

”寝かしつけ”ってこういうイメージだった。

ただね……子守歌でも童謡でも、寝ないんですようちの子……。

今でこそ何の曲でも大丈夫になったものの、新生児期は気に入らない曲だととにかく寝ない子でした。仕方がないので、手持ちの曲でエンドレスカラオケです。母ちゃんリサイタルが毎晩開催されてました。

で、手持ちの曲で息子の入眠に一番効果があったのが、なぜか仙台貨物の『チバイズム~手ぬぐいを脱がさないで~』でした。

この曲を歌うと、とにかくすぐに寝る! 1曲歌う間にスヤァです。

しかし、『ねんねんころりよ』とか『ふるさと』とか、定番の童謡などでは全く寝ないのに、ヴィジュアルゲイバンドの代表曲で寝るとは……。

曲に合わせてかなりリズミカルに動いているのも、世間一般のイメージとは真逆かと思います(笑)。おかげで毎晩『チバイズム』を熱唱したので、千葉さんのモノマネが上手くなった気がします。

息子の将来に一抹の不安がよぎった瞬間でした。