テレビ東京系連続ドラマ「コードネームミラージュ」の制作発表記者会見が10日、東京都内で行われ、出演者の桐山漣、要潤、佐野ひなこ、武田真治、原作者の広井王子氏が登壇した。
本作の舞台は、表立った諜報(ちょうほう)機関が存在しない日本で、凶悪犯罪に立ち向かうため、警察庁内に組織された部隊「k-13」。秘密裏に犯罪を処理する使命を背負った彼らの活躍を、スタイリッシュな格闘術とガンアクションで描く。
感情が欠落した「k-13」のトップエージェント、主人公の森山真一(ミラージュ)を演じる桐山は「簡単に言えば殺し屋です」と役どころを説明した。
広井氏が「銃を持ったプロは寡黙であるべき」と語るように、「本当にしゃべらない役」だそうで、桐山は「1話の本読みをやったのですが、僕がしゃべったのは二言だけ。そのうち一言は『了解』だけでした」と明かした。
「これだけしゃべらない主人公も珍しい」と苦笑しながらも「逆にしゃべらないところをどう演じるか…。その分、きちんと目で表現して(役柄に)厚みを出していけたらと思います」と意気込みを語った。
一方、「k-13」の責任者でありミラージュに直接指令を出す御崎蔵人役の要は「ミラージュのせりふがほとんどない分、僕がひたすらしゃべります」と説明。しかし「僕は基本的に指令を出すだけだと思って気を緩めていたら、この間ついにロケがありまして、銃も持たされる…みたいな。今、頑張らなきゃいけないと戒めているところです」と苦笑した。
また、要は「先ほど広井さんから『御崎は沖縄に左遷させるから』と言われました。そこまでは決まっているらしい。ロケ先で僕が何かやらかすんでしょうね」と予測した。
桐山から「楽しい(沖縄)ロケになりますね」とうらやましがられるも、「予算がないから多分セットになるのでは。何も事件も起こらないところでサーターアンダギーを食べる芝居になると思う。いつもスーツだけど、そのシーンだけはきっとアロハでしょうね」と言いたい放題で笑わせた。
ドラマは、テレビ東京系で4月7日深夜1時23分から毎週金曜日にオンエア。
-
【週末映画コラム】気持ちのいい人情喜劇『あまろっく』/山田太一の小説をイギリス人監督が映画化『異人たち』
-
「自由に映像を撮れることを楽しんでいる作品だと思います」 山本奈衣瑠『走れない人の走り方』【インタビュー】
-
若手注目俳優の佐藤瑠雅&坂井翔、「どこにでもいる男の子たちの何気ない生活を描いた」“じれキュン”ラブストーリー「彼のいる生活」【インタビュー】
-
「Destiny」“奏”石原さとみと“真樹”亀梨和也の12年ぶりの再会に感動 「運命を感じる」「真樹の『泣くなよ』がよかった」
-
「お迎え渋谷くん」“渋谷大海”京本大我の雨の中のキスに反響多数 「横顔が美し過ぎる」「キュンを超えて面白い」
-
ドラマ「からかい上手の高木さん」月島琉衣&黒川想矢が撮影秘話を語る 映画版主演の永野芽郁&高橋文哉に対面し「うれしい」と感激
-
「トーマスの世界に、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きがある」ディーン・フジオカ、やす子『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』【インタビュー】
-
「トーマスの世界に、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きがある」ディーン・フジオカ、やす子『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』【インタビュー】