子どもがデパートの玩具売り場で「これ欲しい!買って~買って~」と駄々をこねた時や、スーパーのお菓子売り場で「これ食べたい~食べたい~」と叫んだ時、あなたはどんな対応をしますか?

1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話しします。

ラジオの収録で

私がTOKYO FMの『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!』という番組にゲストとして呼ばれたときの話です。 

お題は「テキトー母さんの、笑顔が輝く子育て学」 

ももクロさんは、まだママではありません。

リーダーの百田さんは、NHKの朝ドラ『べっぴんさん』でママの役をやっています。

番組は、私が百田さんと玉井さんに質問して正解かどうか○×を出し、その理由を説明する流れでした。

お二人ともまだ20代前半で、この間まで子どもでした。ですから、自然と子どもの気持ちが手に取るようにわかるようでした。普段、私が接している保護者の皆さんよりも高い正解率で、正直びっくりしてしまいました。

質問その1.スーパーでの地べた泣き

「スーパーに夕飯の食材だけを買いに行きました。お菓子を買う予定がないのに、子どもが『ママ、お菓子買って!』」と、ひっくり返って泣いたらどうしますか?」

百田さんのお答え

「ママも食べた~い!食べた~い!食べた~いいいい!!」って叫ぶのだそうです。

解答と解説

これ正解です。

子どもはお菓子を目の前にしたら、欲しくなるのは当たり前。大人だって美味しそうなケーキを目の前にしたら食べたくなりますよね。だから、頭ごなしに「ダメ!いい加減にしなさい!」と叫んでも納得はしません。

そんなときのベストな対応は「これ美味しそうだよね~。ママも食べたいな~」こうやって相手の気持ちにまず寄り添い、共感します。それだけで子どもは聞く耳を持ちます。

その後「でもね、今日は夕飯のおかずだけ買いに来たからお金がないの。だから買うわけにはいかないの」と断ります。

会社の会議で部下が何か提案したとき、上司から頭ごなしに「ダメだ!お前の考え方は間違っている!」などと言われたら、働く意欲減退ですよね。でも「きみがそう思うのは最もだ。私がきみの立場だったらそう思うだろう。しかし、そのやり方は…」と説得されると聞く耳を持ちますよね。これと全く同じです。

さて、実際、スーパーでこのような場面になってしまったら、つい周りの目が気になって「今日だけ特別よ」と静かにさせるため買い与えてしまいますが、それを一度でもやってしまうと、子どもは「騒げば買ってもらえる」と学習してしまいます。だから買ってはなりません。

毎回、このような状態になるのでしたら、出かける前に家にあるお菓子を見せて、「お菓子これだけあるでしょ?だから、今日は買いませんよ。もし『買って~!買って~!』って言うなら、スーパーには連れて行かないよ」と約束をします。

そして、スーパーの入り口でもう一度、「さっきの約束覚えてる?そう、お菓子は買わないんだよね」と念押しして入店します。

そうすれば、スーパーに入った瞬間は「買って」と叫ぶことはありません。そのタイミングを逃さずに「我慢していて偉いね~!」と言い、ほしい気持ちを必死でこらえていることを褒めてあげましょう。

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