キュヒョン

これまでの14公演ではファンからのリクエストで日本語のカバー曲などを披露してきたが、ファイナルとなる横浜アリーナ2Daysの追加公演では、「僕の出演したミュージカル曲へのリクエストも多かったので」と、『モーツァルト!』の『僕は僕は音楽』、『ウェルテル』の『パルキルルテレスオプスミョン(離れることができなければ)』など、彼が主演を務めたミュージカルの世界観を日本語での演技を交えて再現。

“Theater Gyu”と題されたこの特別仕様のセクションでは、韓国で大ヒットした映画『釜山行き』をモチーフに、ゾンビに襲われ傷を負ったキュヒョンが愛する人をゾンビにしないために自ら死を選ぶという設定で「君のそばに留まりたいけど、離れるしか……」と歌うのキム・グァンソクの名曲『サランヘッチマン(愛していたけれど)』をカバー。

歌中で「E.L.F(SUPERJUNIORのファン)のみんな、こんな風に離れてゴメン。2年なんて、あっという間だよ。いつもありがとう。そして、そして…、愛してる」と愛する人にしたためた手紙を読み上げ「言いたい事、伝わったかな?」と、間近に迫った入隊に向けてファンへメッセージを送った。

バラードの貴公子と称賛されるキュヒョンだが、終盤にはSUPER JUNIORのダンス曲『Devil/Sexy,Free & Single』を踊るコーナーも。汗だくで踊ってトークをしはじめるキュヒョンに、ファンは容赦のない“もう1回コール”を浴びせる。