舞台あいさつに登壇した橋本環奈

 映画『ハルチカ』大ヒット御礼舞台あいさつイベントが15日、東京都内で行われ、ダブル主演した佐藤勝利(Sexy Zone)、橋本環奈と市井昌秀監督が出席した。

 本作は、テレビアニメ化もされた初野晴氏による青春小説『ハルチカ』シリーズを実写映画化。ちょっぴり頼りないが気の優しいモテ男ハルタ(佐藤)と、気が強くて明るく元気な女子高生チカ(橋本)が高校の入学式で運命的な再会を果たし、吹奏楽部を舞台に音楽を通して気持ちをつなげていくさまを描く。

 2人は劇中の衣装で登場。佐藤は「今日は『ハルチカ』の最後の舞台あいさつということもあって、黒髪にして制服を着てハルタになってみました」と語った。

 続けて佐藤は「あまり言わなかったことがあって、ハルタは普段の僕の髪の分け目とちょっと違っていたのは気付きましたか?」と問い掛けると、ファンは当然気付いていたようで、「気付いていたんだ」と目を丸くして驚いた。

 撮影の合間には「どちらがスターらしいターンができるか競っていた」とのうわさがあり、その真相について佐藤は「競っていたというよりは、環奈ちゃんがむちゃ振りしてきた」と明かしたが、当の本人は「え、そうでしたっけ。言ったかな。覚えていない。メーキングで確認します」と首をかしげた。

 佐藤は「じゃあなんで俺は回ったの。勝手に一人で? 撮影の疲労がすご過ぎるよ」と驚くと、映画のテーマ曲に合わせてそれぞれがスターらしいターンを披露することに。クラシックバレエを習っていたという橋本の見事なターンに佐藤は「環奈ちゃんの方がうまいんです。教わったターンをやるから、なんで俺に先にやらせたんだと思いました」と愚痴をこぼして笑いを誘った。

 また、本作が映画初出演だった佐藤は「映画が公開されていることを味わうのも初めて。ケータイでもチケットが買えるので、上映の20分ぐらい前に見て、めっちゃ埋まってるじゃんと思ったり」と明かした。

 ムビチケをSexy Zoneのメンバーにプレゼントしたところ「数に限りがあったので1人1枚だったけど、マリウスくんだけは4枚ほしいと言うので上げたらありがとうと言われました」と笑わせた。