「プラージュ」第1話から

 人気沸騰中の星野源が、今夏放送のWOWOW「連続ドラマW プラージュ」に主演することが分かった。

 本作は、誉田哲也氏の小説をドラマ化した涙とユーモアにあふれたエンターテインメントミステリー。

 旅行代理店の営業マン貴生(星野)は32歳。仕事で失敗続きの上に、好きだった女子にも相手にされず、憂さ晴らしに出掛けた先で、よく分からないままに覚醒剤を打たれて逮捕されてしまう。  

 そして会社を解雇され、住んでいた家も火事になるという不運が続く。部屋探しを始めた貴生は「プラージュ」という名のシェアハウスに流れ着く。再就職が決まるまで、と軽い気持ちで住みはじめた貴生だったが、「訳あり」の住人たちが起こすさまざまな騒動に巻き込まれていく。

 星野は「貴生は、自分が演じる登場人物史上、最もだらしなくて駄目な人だと思います。脚本を読んでいる時も『この人苦手だなあ』と声に出しながら読んでいました。でも、3話あたりからやっとその魅力が分かるようになり、妙に好きになってきている自分がいます。不思議な役だと思います」と明かし、「刺激的かつ楽しい作品を届けられるよう頑張りたいと思います」と抱負を語った。